「檜」 日本の森を代表する木のひとつ
ひのきと聞くと、みなさん、ご存知ですよね?
「ひのき風呂」や「神社」なんかも思い当たるでしょうか?
伊勢神宮では約1万本のヒノキが使用されるそうですね。
そんな檜が、保安林の中で育っています。
先日、公式LINEを立ち上げまして、登録特典に「森の蒸留水(ハイドロゾル)プレゼント中」をやっております。
昨日は1日中、保安林から採れたフレッシュな檜の蒸留をしていました。
小さな蒸留器でやってるもので、時間がかかってしまうのです。
蒸留水が700ml、精油が1.5ml取れました。
ここで少し檜の豆知識をご紹介します。
ひのき風呂のあの香り、新築のあの香りはひのきの木部の香りです。
私が山から採ってきて蒸留しているのは、葉や枝です。
はじめに香った時は「ん?何か違う」と思いました。
そうなのです。あの新築の檜の香りではないんです。
もっとシャープで清々しい香り。
中の成分が微妙に変わってくるので、香りも変わるのですね。
木部が1として、葉が3とすると、葉と枝は中間の2のような香りです。
枝も少し太くなると木部のようもので、固いし丸いので、鉋屑ができず、薪割りすることもできず断念しました。
また、道具を揃えてチャレンジしたいと思ってます。
話はそれましたが・・
私が取ってくる山は保安林ですので、勝手に木を切ることはできません。
葉と枝はカットすることは可能ですので、今は、葉と葉と枝から蒸留してます。
その二つだけでも香りが変わるんですよ。
実におもしろい!
そんな檜の葉には、抗菌、防虫、消臭はもちろんのこと、リラクゼーション効果も期待できます。
元気のありすぎる人は少し落ち着かせ、元気のない人は元気にさせる。そんな効果をもたらせてくれるそうです。
実は、アンチエイジングにも効果があるというのには驚きました。
空間スプレーだけでなく、手作りの化粧水やお風呂上がりのボディスプレーを作ってみてもいいかもしれませんね。
私はこれで柔軟剤を手作りしてますよ。
昨日は残渣液をお風呂に入れてみました。
香りは蒸留水の方にいってるのでしょう、何も感じませんでしたが、赤茶色のような残渣液は55mlほど、全てを入れると、湯船の中が、ほんのり赤茶色に色づいたように感じました。
肌の違いまで感じることはできませんでした。
残った残渣液で何か新しい使い道はないか。あれこれ実験中です。
また、報告しますね。