Gyro

映画、海外ドラマ、テレビアニメ、ゲーム(PS4)についての記事を投稿。

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  • 海外テレビシリーズ感想まとめ

    海外テレビシリーズ作品の感想記事のまとめ。

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    ゲームの記事のまとめ

  • Best Movies

    各年毎のベスト映画 〈概要〉 ・日本で劇場公開、販売(ビデオスルー)、配信された映画が対象 ・リバイバル上映などは基本的に対象外 ・順位なし ・一応①~⑩をBEST10のつもりで選んではいます。

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    映画単体の感想記事のまとめ

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最近の記事

Best Albums of 2022

 今年SpotifyがおすすめしてくれたアーティストにSour Widowsというカリフォルニアのバンドがいた。端的にいって、今年最高の出会いだった。  当初かれらはアルバムを年内にリリースする予定だっが資金面が芳しくなく年内リリースには至っていない。  順調に行けば来年にはリリースされると思われますが、余裕のある方は是非下記のリンクから協力をお願いしたいです。  昨年同様、良かったアルバムを10枚紹介。順位という順位は無く、一枚サントラを入れることにしている。記事画像はA

    • 『Returnal』武器ランキングと全固有能力

      クリアする可能性が少しでも高くなることをし続けて下さい そのための時間を惜しまないで下さい 〈はじめに〉  (この〈はじめに〉は別に読まなくても結構です。)  『Returnal』についての記事を書くにはあまりにも遅いが、2021年10月末に"アップデート2.0"が配信され、ついに途中セーブやフォトモードが追加された。  これは、以前のアップデートなのかもしれないが、エラー落ちした後、ゲームを再開したところ"途中から再開出来る"ようになったので、エラー落ちを恐れている人は

      • BEST ALBUMS OF 2021

         サムネの画像は Boy Scouts の"Didn't I"のMVから。牛を見た瞬間、今年はこれだと思った。  1位は決まっており、それ以下はただアルバムのジャケットデザインが好きな順……というわけでもないが、いずれにせよ順位という順位はない。  (2021年、結局Spotify Hifiはこなかった。記事を書いている現在もサービス開始はしていない。より良い音を求めて、Amazon Musicを使用してみたものの、あまりの使いにくさにがっかりした。別のアーティストでも、同

        • 『ファルコン&ウィンターソルジャー』感想

           本記事はネタバレを含みます。  書きたいことは主に二つ ・ジョン・ウォ-カーもヒーローが救うべき人間の一人ではないのか ・最後に狡猾な大人が甘い汁を吸うのは、ヒーローものとしてどうなのか  です。 ①ライトサイドに留まることの難しさ 本作の視点人物は大きく四人。サム、バッキー、カーリ、そして"ジョン・ウォーカー"だ。  彼が負っている責任を、本気で考えたことがあるだろうか。監督のインタビューを少し読んだが、ヒーロー及び優しさという点で、監督や脚本家やプロデューサー陣

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          2020 ベストアルバム

           特に順位はありませんが、ぶっちぎりで青葉市子が一位です。彼女は住んでいるところが違いました。 1. 青葉市子 - アダンの風 2. Phoebe Bridgers - Punisher 3. Sol Seppy - I Am As You Are, Pt 1 4. Siv Jakobsen - A Temporary Soothing 5.Gia Margaret - Mia Gargaret  6. Wilsen - Ruiner 7. Soccer Mom

          2020 ベストアルバム

          PS4 GAMES PART II

           概要については下の記事を読んでください。  本記事は私がプレイしたPS4ゲームの紹介記事の第二弾。上のBEST記事には「PART I」とか書きませんでしたが、BEST記事がPART Iにあたり、本記事がPART IIになります。 1. ゴッド・オブ・ウォー 物語:8 設定:9 サウンド:10 グラフィック:10 ゲーム性:9 総合評価:9(8) 形式:TPP - ワイドリニア プレイ時間:20~30時間 ジャンル:アクション,アドベンチャー,ドラマ 〈感想〉  ゲー

          PS4 GAMES PART II

          BEST PS4 GAMES 10

          PS5発売にあたり、PS4でプレイしたゲームの評価と感想。 "評価項目"は ①物語・・・物語、脚本、キャラクターなどの評価 ②設定・・・設定、舞台、テーマ、世界観などの評価 ③サウンド・・・サウンド&音楽など聴覚面の評価 ④グラフィック・・・品質や、味、雰囲気を含めた視覚面の評価 ⑤ゲーム性・・・ゲーム性、操作性、HUDなどのゲームとしての評価 の"五つ"と"総合評価"になります。"()"内の点数は、"私の好みを考慮した総合評価"になります。何故"総合評価"と"好みを考慮

          BEST PS4 GAMES 10

          『リトル・ジョー』感想

           ネタバレ有り  第72回カンヌ国際映画祭のコンペの一つ。評判はケシシュのが断トツで低いのだが、本作もかなり評判が悪い。別に私も、高評価をするつもりはないが、なぜここまで低いのかまでは分からなかった。  にしても昨年のカンヌコンペ作が、日本に上陸していないのは、あと三本程度。一昨年のコンペ作はまだ、全然日本に来ていないのに。  昨年のコンペ作が比較的日本に来ているとはいえ、いまだ『Bacurau』が来ない。  本作についてだが、雅楽を用いた特徴的な音楽に、寿司、招き猫と日

          『リトル・ジョー』感想

          『WAVES』感想

           ネタバレ有り  トレイ・エドワード・シュルツ二本目。『イット・カムズ・アット・ナイト』は好きな映画。そして、本作は大好きな映画になった。  ほぼずっと流れる音楽に、奇をてらったカメラワーク。映像比変化、美麗な映像。全て最高だった。本作の分かれ目は多様な演出にもあると思うが、被害者視点が全く描かれないことにもあると思う。それは確かに、そうなのだが、本作はそういった作品ではない。それを求めるなら、言いにくいが、他の作品を見て欲しい。  本作の印象は「とても優しい映画」。描

          『WAVES』感想

          『ハラボジの家』感想

           ネタバレ有り  あいち国際女性映画祭にて観賞  『ハラボジの家』。まず邦題が素晴らしい。"ハラボジ"とは韓国語で祖父。つまり『おじいちゃん家』。原題は『姉弟の夏の夜』。おじいちゃん家で過ごした、姉弟の物語。  直近だとキム・ボラの『はちどり』を連想させるが、本作の家族仲は『はちどり』より断然良い。姉弟仲(兄妹仲)というものは、なかなか映画では描かれにくいものだと思っている。兄妹を持たない人が兄妹愛を描くのはどうしても難しい。だからと言って、兄妹を持つ人が兄妹愛を描くの

          『ハラボジの家』感想

          『はちどり』感想

           ネタバレ有り ・『リコーダーのテスト』観賞前 本作は兄弟がいるかいないかで大きく評価が変わるだろう。本作の三兄妹の仲はあまり良い訳ではない。しかし、それはかなり危うい時期を切り取ったに過ぎない。当然この三人の仲の良かった時代や瞬間は存在する。ウニが兄の背に隠れて人見知りしている時期もあったかもしれないし、家族で楽しく旅行をしている時期もあったかもしれない。  本作は極めて普遍的な作品。特別な家庭を描いたという訳でもない。どこにでもある家庭を描いたもの。冒頭の団地を引いて

          『はちどり』感想

          『The Last of Us Part II』"PS4史上最高傑作"

           私は前作『The Last of Us』の大ファンで、DLCを含め何周もプレイし、特に最高難易度"グラウンド"での「究極のラスアス体験」は史上のもの。不満など一つもなく、一本道のストーリーゲームなのに、『ウィッチャー3』と同等の時間プレイした。  そして、本作『The Last of Us Part II』だが、"大傑作"だった。「PS4史上最高傑作」と言っても過言ではないし、これ以上のゲーム体験をしたことは、今までにない。  本記事は重大なネタバレを含みます。プレイし

          『The Last of Us Part II』"PS4史上最高傑作"

          『透明人間』感想

           ネタバレ有り  本作は1933年のジェイムズ・ホエール監督『透明人間』のリブートだが、私はリブート元は観賞していない。  予告編も見ず、事前情報が無い状態で観に行にくことをここまで、推奨する映画も珍しい。  理解されにくい、精神障害者の苦しみや痛みを可視化するようなつくりが素晴らしく、またエンタメ性にも富み、病院でのアクションシーンはゲームのようだった。  私は、予告編には全く目を通さずに観に行ったので、当初「透明人間などおらぬのでは?」との見方から入った。あくまで

          『透明人間』感想

          『ルース・エドガー』感想

          ネタバレ有り  本作のテーマが詰まりに詰まったファーストカットから、最後にいたるまで、興味をそがれることはなかった。所詮一人の人間が見ているものは、一部であるし、見せられているもの、また見ようと試みたものも一部に過ぎない。神の視点で描かれることがない本作だが、ファーストカットのみは、誰の視点でもない。しかし、神の視点というのも違う。我々はロッカーの一部を見せられ、ただ"何かが入った紙袋"が入れられたという事実だけを見る。入れた人間の顔も映らなければ、手も映らない。誰が入れた

          『ルース・エドガー』感想

          『ナイチンゲール』感想

           『ゲーム・オブ・スローンズ』でリアナ・スタークを演じたアイスリング・フランシオシ主演。  ナイチンゲールは鳥の名前でもあり、比喩として美声の人を指すそうです。どうしても日本人は看護師で偉人のフローレンス・ナイチンゲールを連想してしまう。国問わないかもしれないけど。  ネタバレ有り  何の知識もない状態で観に行った。「女性が復讐する話」程度の情報だけで、舞台がどこなのかも理解していなかった。  観賞後、急ぎ歴史について調べた。想像を絶するものだった。ネットで調べた程度なた

          『ナイチンゲール』感想

          『神霊狩 GHOST HOUND』感想

           監督:中村隆太郎  脚本:小中千昭  の『Serial Experiments Lain』(以下:lain)のコンビがおくる本作。  原案は士郎正宗(攻殻機動隊原作者)とProduction I.Gだが、士朗正宗は本作の制作には特に関わってはいないらしい。  Production I.G20周年記念作品として作られた本作。20周年記念で、中村隆太郎にこんなくせのある作品を作らせたのは凄い。  ネタバレ有り。また本作以外にも、今敏の『パーフェクト・ブルー』についても重大な

          『神霊狩 GHOST HOUND』感想