雪が降る前に覚えておきたいこと「雪は天から送られた手紙である」 10/15
雪のシーズンを前に覚えておきたいことを一つ。
気象研究所の荒木健太郎さんの本によると、世界で初めて人工的に雪を作ることに成功された中谷宇吉郎博士(1900ー1962)は「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残されたそうです。
上図のように地上に落ちてくる雪の形を見ることで、それらが落ちてくるまでの大気の状態がわかるそうです。最初の雪は角板や角柱から始まるんですね。
雪というと、六角形に木の枝が伸びているような結晶を連想しますが、これは樹枝状結晶とよばれる結晶のひとつです。
例えば、雪の結晶としてよく知られている6本の枝の様な形をした樹枝状の結晶は、水蒸気量は多めで氷点下15℃の雲の中で成長したもの、となります。
雪の結晶は六角形であるというのが一番の特徴で、五角形や八角形のものはありません。
その中でも樹氷状の結晶は、軸となっている6本の枝にも特徴があります。
6つの枝の先端をつないでいくと、正六角形になります。これは、枝の長さが全部同じだからです。
雪の結晶が雲から落ちてくる間に気温や湿度で樹枝状の結晶が伸びたり、あるいは溶けたりしながら落ちてくるのです。
ですから、手紙というわけです。
もし雪が降ったならぜひ写真を撮って、一つとして同じ形のない雪の結晶が見ようと思います。
溶けないうちに。
上の写真はスマホではなくウキペディアから借りました。
スマホでも意外と撮れるそうです。
雨となってはわからない、天から送られた手紙が届きます。
それが雪です。
気象衛星ひまわり画像
おはようございます。
今朝はいかがですか。昨日の疲れは残っていませんか?
心地よい疲れならいいですけど、、。
昨日のこちらは、秋晴れに日焼けしそうでしたが、今日もよく晴れそうです。
明日は雨になる予報が出てましたので、その雨が過ぎると本格的に秋深しとなりそう。
さぁて、今日のうちにやることやることやっておきます。
小さな庭に植えた種が大きく育った苗の、間引きをしなければ。
さて、今日もいいことありますように。