JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは
気象庁の用語説明では
他の説明を探すと
これです。
この方向の異なる筋状の雲、下側がLモードの雲で、上側がTモードの雲です。
説明文の中に「風の鉛直シアベクトル」という言葉が出てきますが、これが昨日の記事の温度風のことです。
ほかにも説明で、、
中小規模気象学v2.1_表紙・巻頭・目次 (jma.go.jp)
この資料、p262からの「第6章 冬季のメソ対流系擾乱」という章にベナール対流やロール状対流、そしてJPCZのことがわかりやすく書いてありました。一部の言葉だけを抜粋すると、、
下は去年、観測されたビデオ
https://www.data.jma.go.jp/video/data/kansoku/himawari/2021/j20211226.mp4
つまり、なんでそうなるのか調べていると、産総研の記事に見つけました。
https://www.aist.go.jp/science_town/dream_lab/15/
産総研さんの記事を参考にベナール対流を考えると、、
下のように具のないみそ汁をほっておくと表面より冷めていく。
すると、徐々に小さな塊ができて動きはじめます。
熱い所は上がり、冷めた所は下がる。
出来上がる形は色々でも小さなベナール対流がはじまり小さな鰯雲の丸いバージョンのようになります。
このみそ汁を日本海と考える。
北西からの冷たい風の吹く冬の日本海では、このような事が起こり、やって来る風が冷たいほど海との温度差が大きくなるので、ますます対流する雲も大きくなり、それが風に流されて日本海を筋状の雲が並びます。
これだけでも日本海側に大雪をもたらします。
JPCZというのは、、
朝鮮半島の付け根に存在する白頭山の風下付近から日本付近にのびる 顕著な雲の帯。
高く大きな山を回り込む2つの風が収束(ぶつかる)ことで、あたかも線状降水帯のように連なり同じ様な所に雪が降り続けてしまいます。
いろいろなパターンがあるのかもしれませんが、資料を読むとこのように考えました。
気象庁の雪に関する情報に以下のようなものがあります。
気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)
おはようございます。
昨日のこちらは雲、雲、雲で流星群は見えませんでした。
今日は病院でコロナの予防接種です。
では、