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気象一般過去問問7より「風の収束」とは 12/23

第57回 気象予報士一般問7
かんたんな計算問題

問題文
東西方向、南北方向の長さがそれぞれ2kmと1kmで、平坦な地表面からの厚さが0.5kmの直方体の大気の領域において、4つの側面に垂直な風向の風速がそれぞれ図に示す通りであったとき、上面での鉛直方向の風速の絶対値として適切なものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、風速は各面において一様であり、大気の密度は一定とする。また、地表面の摩擦は無視できるものとする。

⓵ 0m/s
➁ 0.5m/s
⓷ 1m/s
④ 1.5m/s
⑤ 2m/s

まず、図をぱっと見ると、それぞれの側面の面積は簡単な大きさで成り立っている。
簡単に計算できるように,西から入る、、
0.5km×1kmを面積単位をLとすれば、

西からはL×10m/s入る
南から2L×2m/s出る
北からは、2L×2m/s出る
東は、L×4m/s
となる。

入るのが10m/sー(2×2+2×2)ー4=ー2m/s
となる。
つまり、2m/sほど上面、鉛直方向から入って来なければならない。
上の面積は4Lなので
2÷4となる。
つまり
0.5m/sほどが必要となる。

ゆえに、解答は➁



気象庁 | 天気分布予報・地域時系列予報 (jma.go.jp)
気象庁 | 今後の雪(降雪短時間予報) (jma.go.jp)


問題とは関係ありませんが、最近よく出てくる言葉にJPCZがあります。
JPCZとは日本海寒帯収束帯といいます。
少し前の記事に出したように大陸の山を風が分かれてやってきて日本海で収束し大雪を降らせます。


朝起きるとこちらも雪でした。
おはようございます。
ものすごい雪です。
そちらは雪大丈夫ですか?
出勤ならば気をつけてください。
今日もいい日にしましょう。
Good time!


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