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気象一般勉強 過去問

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58回気象予報士試験問題を解きながら勉強してます。
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#エマグラム

気象一般試験第57回問3から「エマグラム、条件付き不安定」とは 12 /19

気象一般試験第57回問3から「エマグラム、条件付き不安定」とは 12 /19

第57回気象予報士一般試験

まず、気温減率などという言葉が出てきたら、簡単なエマグラムでも書いておく。
下図のように書く。

このエマグラムが分からないとどうしようもないが、
縦軸は高度(気圧)、横軸は温度である。
大気の状態を表すグラフで、地上の大気の状態を表す時に使う。
これは当たり前のように出題されるし、大気の状態を表現されるレポートなどにも出てくるので、必須である。

最初に乾燥断熱減率

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気象一般過去問 「雲とエマグラム」に関して 問2 12/12

気象一般過去問 「雲とエマグラム」に関して 問2 12/12

まず、エマグラムとは

これを、もう少し簡単に表せてあるものが、、

気象予報士の勉強を始めたとき、このエマグラムはさっぱりわからずでした。
言葉が分からす、読んでも意味もなんもさっぱりわからずでした。

エマグラムというのは実際にラジオゾンデという観測気球で上空の大気の状態(気温、湿度、風向、風速)を調べた値を表にプロットして状態をわかりやすく見るためのグラフです。

エマグラムをみると雲のでき

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雲粒、雨粒に関する第56回試験過去問 問4とエマグラム 12/07

雲粒、雨粒に関する第56回試験過去問 問4とエマグラム 12/07

第56回気象予報士試験

この問題は水蒸気が雲になって浮かんでいるところからの問題です。
雲粒が成長していき雨となり落ちていくところを問題にしています。

まず空気の中には水蒸気が含まれているわけですが、この水蒸気が雲粒になり雨となるまでの過程があります。
細かいことは飛ばしますが、
雲が空に(空気中に)浮かんでいます、
これは湿度のある空気が暖められて上空に上がり冷やされ水蒸気が凝結されて出来た

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