推しによるときめきに揺らされている
あなたの「推し」の言葉の意味はなんですか。
どういう意味で使っていますか。
最近は、本当に好きで推しているのか、推しと称して流行りに乗っているだけなのか分からないときがある。
ブルーロックにはまっている。
全国から集められた300人の高校生が世界一のストライカーになるために、ゴールを決めた者が正義である空間で切磋琢磨して成長いくサバイバルサッカー漫画である。
アニメから好きになり、原作漫画を買いそろえた。
つい最近、3月16日に23巻が発売された。
ブルーロックの表紙はキャラクターがひとりずつ描かれている。
サッカー漫画なので登場キャラクターが多く、それでいて全員エゴイスト(自己中心的)な主人公タイプなので癖強めなキャラクターがその巻の表紙を張っている。
大体は、その巻で活躍しているキャラクターが表紙を飾る。
そんな中、私の推しが漫画の表紙を飾った。
ブルーロック23巻の表紙がこちら。
彼の名は雷市陣吾。金髪ギザッ歯が特徴のストライカー。
23巻の表紙でもギザギザ歯を強調するポーズをしているが、第1話の見開きでもこのポーズをしている。
作中でこのポーズをすることはあんまりないが、雷市には大きな身体的特徴もないので、ギザッ歯を強調するこのポーズがピッタリなのだろう。
座右の銘は「セクシーフットボール」だが、本編でのゴールシーンはない。
そう、彼は本編でいまのところ大きな仕事はしていないのである。
サバイバルサッカー漫画なので脱落すると基本的には二度と登場しない。
第一話から出ているのに、雷市は今まで表紙には抜擢されていなかった。
一次選考のあたり(アニメのシーズン1)では、執着心と無尽蔵体力で相手を翻弄したり、裏切り者がチームに戻れるよう悪役になったりと、主人公のチームメイトとしての印象を残すキャラクターではあった。私もそこで好きになった。
でも、ストライカーとしての活躍は出てこないから、一次選考の間に表紙を飾ることはなかった。
そのあとも脱落はしていないけど大きな活躍もないので、表紙にならなかった。
いつか活躍して表紙になるのかな、と思っていたけれどもう20巻も超えたし魅力的な新キャラクターがたくさん表紙になる中で、特に活躍もしていないから表紙になることなんてないんだろうなと、ちょっと諦めていた。
それが今回の23巻で表紙になりまして。
表紙が公開される前にネットで予約購入をしていたため、発売日にポストへ届いていた。
梱包を解いたら推しのキメ顔表紙である。
仕事での疲れが、ぐらっと揺れた。
まさか登場するとは思っていなかったので、ぐらっと揺れてときめいた。
やっぱり好きだな、とじんわり。
推しは表紙になるだけで、私の生活にときめきをくれる。
知らない人にとってはどうでもいいことが、私にはときめきとなる。
この23巻には、いつもより丁寧に透明なブックカバーをかけた。
この記事を投稿したら23巻を読むつもりで、横に置いてある。
欲が出てきて、表紙になっているので本編でも活躍していてほしいなと思う。
推しが表紙になってくれて推しの尊さを再確認したお話でした。
おしまい。
▼今までに書いたブルーロックの記事
ちなみに、ツイステッドワンダーランドだとシルバーを推しています。
(声優さんはブルーロックの凪誠士郎と同じ島崎信長さん)