白菜の花
これは白菜の花である。
昨日はこの白菜達を片づけた。
白菜と言う野菜を作るのは私は苦手である。
私は野菜作りをしているが、
その人の性格とか野菜を作る畑の環境とかで
出来の善し悪しが決まって
得手不得手が出来てしまう。
私は白菜は苦手である。
スーパーで売ってるよな大きな玉にならない。
育ってもちゃんと巻かないのだ。
理由はわかっている。
上手に作る先輩おばちゃんはお盆にはそれにとりかるのだが、
私はそんな暑いときには動けない。
そんでもって水やりもいいかんげんだし、
ほったらかしにしてしまうので虫に食われてしまう。
それでも白菜は冬用の鍋に必要だから
うまく出来ないくせに白菜でも私は沢山作る。
鍋ならば白菜は巻いてなくても使えるからである。
うまく巻いた少ない白菜は、白菜としてちゃんと食べるが
ちんちくりんの白菜にも我が家では役割がある。
白菜はアブラナ科なので菜の花が咲く。
菜の花はお彼岸に墓に供える貴重な花となる。
ツボミは菜花として食べる。
菜花としてちゃんと種があるのだが、
私はこの白菜の菜花が大好きで食べるのである。
白菜の菜花は、菜花として売ってるものと違って
苦みが全くない。
お彼岸に菜の花として使って、
次から次へと出てくる菜花を食べる。
ちょうど野菜のないときだから重宝する。
菜の花がどんどん咲いて
ツボミの菜花をすべて食べつくした。
夏野菜の準備が始まるので、
我が家の白菜は引っ抜かれる。
それから白菜達は切り刻んで
夏野菜の植えられる畝に埋められるのだ。
我が家の畑は砂地である。
夏は水はけが良すぎて水やりが大変である。
なので乾燥防止と養分にと
手間はかかるけど穴掘って埋めるのだ。
結構な手間であるが
夏の労力が少し減るので頑張るしかない。
そんなこんなの我が家の白菜。
ちんちくりんでも作らねばならない野菜なのである。