【ゆるく書くブルアカ】エデン条約編-6「まだ止まらないだけの理由がある」
もうちょっと遅いと思ってたんですよ。あるとしても。
「どたばたシスター」よかったなーとか「カルバノグの兎編」の続き楽しみだなーとか「不忍ノ心」よかったなーとか言ってたらもう来た。
はい、ということで、まさかまさかの第4章です。いや別ストーリー枠に移してくるかなーとか思ってたら、ほら来た。
今回も大きくネタバレを含みますので、ご承知の上で読み進めていただくこと。
大団円に見えた第3章ですが、前回も言っていた通り、まだ回収できてない要素を残しての終わり方でした。
大きい要素は2つ、「聖園ミカ」と「アリウススクワッド」です。どちらかと言うとアリウスの要素が大きく気になるかなと思いますのでそちらから。
アリウススクワッドのその後
前回お話ししたように過去の憎悪と今を生きる生徒たちの感情に少しずつ差が生まれてくる可能性を示唆することで調印式の事件は終戦に向かいました。生徒たちを突き動かした憎しみは直接何かをされたという事実ではないことが少しずつアリウスにとって別の道を開くことにつながればいいと思ったら、容赦無く最後のシーンで謎の存在が逃亡中のアリウスメンバーに追っ手を出す指示を出してきます。
今回の中心人物となるのはリーダーのサオリではなく、キービジュアルでもある仮面の少女「アツコ」の方だと思われます。3章でもユスティナ信徒、ヒエロニムスの複製などで力の片鱗を見せ、ゲマトリアのマエストロとの取引に応じ、サオリなどにも「姫」と呼ばれ、仮面に加えて手話も使うという謎めいたという言葉がぴったりな彼女ですが、本当に何の力があるのかもわからない。というのが現時点での持つ情報です。「ロイヤルブラッド」という言葉があったように血筋や血統的な因子を持つことでの何かの神秘的な力という予想が限界です。
アズサとも交流があり、アズサがアリウス在籍中の時には路上に咲く花を一緒に見ている景色も描写されていますが、アリウスという分校の内部も未だ謎があり、ここら辺が明かされることで、アリウススクワッドメンバーを知ることにつながるかもしれません。いずれにせよ逃亡中の現在からどのように先生と関わるのか。
聖園ミカという存在について
聖園ミカについても、まだまだ決着がついていないということが形容すべき言葉でしょう。ある程度のナギサやセイアとの和解は済んでいるものの、やったことが「ティーパーティーメンバーの傷害未遂及び傷害教唆」、つまり体制トップの人間による政治体制改革、学園改革のクーデターなので恐ろしいほどに重大事態であることは変わりありません。
今回のあらすじの中で聴聞会を受けることになります。加害者(百合園セイアの「捕縛」などの指示や、アリウスとの融和は実際にも彼女の口から出てきた言葉だった。)であり、ある意味被害者(百合園セイアの「殺害」自体はほぼアリウスの独断であり、アリウスのコントロール自体は彼女自身ではほぼできなかったことから)ではありますが、トリニティの中でどのように彼女の処遇をつけるのか。
そして現在先生の間でめちゃくちゃ話題となる「ミカ実装」についてはどうなるのか。今のところ未実装キャラの中でも期待度が高いため、ストーリーでの展開次第ではさらなる波乱を呼ぶ可能性のあるキャラであると言えます。予想はストライカーでFRONTのアタッカーってことにしておきます。
ブルアカ世界観的にはヘイローのある限り、生徒は死なないということは言えそうですが、3章以降で「ヘイローを破壊できる兵器がある」=「外的な力による肉体損傷による死は希薄だが存在する」ということが証明できて以降、固唾を飲んで展開を見守ることも増えてきました。
油断ならないエデン条約編4章、まもなく開始です。