「気づく」と「グレーゾーン」のバランス
HSPさんは「 常に気づく 」生き方をしています。同時に非HSPさんに誤解されやすいです。
今回は、HSPさんが非HSPさんに誤解される「振る舞い方」について書いていきます。
✬⋰
HSPさんは非HSPさんが気づかない些細なことにとても敏感に反応します。「自分が直接体験したこと」を真実と認識しているので、誰かと情報共有したり共感し合う事は「本当のリアル」と思いません。
私は生まれつき、
HSP/HSS型の気質を持っています。日本人ではHSP/HSS型人口が3割しかいません。「高度に物事に強く反応 」し「社交的 」だけれども「一人静かな時間」を好むのが特徴です。
HSP/HSS型の最大の特徴は、
非HSPさんが持たない高感度です。「 関わる人を平等に深く大切に思う 」特性があるので、社交的でも常に一人で物事を深く細かく体験します。集団の中に長時間いるととても疲れてしまいます。
✬⋰
HSPさんは「 常に気づく 」生き方をしているので、
人や環境に対し一貫性を保つことは難しいです。中でも非HSPさんに誤解されやすいのはHSPさんの「 振る舞い方 」です。「 常に気づく 」ので、人からとても親切で良心的なイメージを持たれます。しかし、なんでもやってくれそうな便利な人だと「 ないがしろ 」にされやすいです。
HSPさんの心はとても素直に反応します。
関わる相手の接し方で、人の「 なぜそうか? 」が見え、不透明な部分が明らかになると、関わる相手に対して新たな見方も加わります。そして「掌を返したような態度で困惑する 」と言われます。非HSPさんが持たない「 常に気づく 」感受性は、HSPさんにとって当たり前に起こっています。
✬⋰
私は言いたいことをはっきり伝えると、
「 関係性にヒビが入った 」経験を何度もしています。逆に、やんわり伝えると「 違った方向 」に捉えられてしまいます。どうしたらいいのか悩みました。結局はこちら側のアプローチ法を試行錯誤するしかないのです。
言いたいことを伝えられずにいると、
同じような出来事が周りで次々と起こります。繰り返さないためには「 相手に対して思うことを心に蓄えるのではなく、「 感じている疑問 」を相手にストレートに伝えることです。
「 常に気づく 」生き方をしているHSPさんは、
無意識に答え合わせに励んでしまいがち。そうすればスッキリするのですが、ここで思い出してください。この世界は「グレーゾーン」に溢れているのです。
「グレーゾーン 」で成り立っているのが「日本人のコミュニティー 」です。相手によって返答の仕方はそれぞれですが、具体的な期待値を持たずにどんな反応で返ってくるか「 楽しみに待つ 」余裕が大事です。
人は誰しも、
「 誤解なく、ありのままの自分を見てもらいたい 」と思うものです。
HSPさんは非HSPさんと違い、高い確率で誤解をされやすい「振る舞い方」に見えています。これは、非HSPさんがHSPさんの特性に気づいて接してくれないかぎり解決されません。
このことを理解し「窮屈なグレーゾーンで快適に生きる手法 」を見つけ、白と黒が混ざり合った世界を受け入れ、見守りましょう。
✬⋰✬⋱✬⋰
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?