<星読み>2018年12月7日射手座新月
12月7日(金)16:20ごろ射手座の新月。
射手座16度で太陽と月が重なり、その太陽と月を、魚座で重なるエネルギーの星・火星とインスピレーションの星・海王星が刺激する。今回の新月から受け取るインスピレーションフレーズは「背伸びした分得られる果実」「コンフォートゾーンから出る」。
射手座は今いるところよりもより遠く、より高く進んでいくことを至上命題とするサイン。今回の新月は、今の自分よりもちょっと背伸びをしてトライしてみることを促す配置となっている。
年をとればとるほど、人の成熟度を決めるのは年齢ではなく精神の成長度合いだと感じる。精神の成長は、自分なりに考え、決断し、行動する経験によって培われる。つまり、自分で考えて、決めて、動いた経験の量と質が、その人の成熟度に影響する、ということ。
コンフォートゾーンに留まるのではなく、少しずつの背伸び、少しずつの新しいトライが経験となり、それが精神の成長、すなわち成熟につながる。
「ありのままの私」でいること、それはもちろんすばらしい。「ありのままの私」を受け入れられたなら、ありのままの世界を受け入れ、関わっていくこともできるはず。
できる範囲で、でも少し背伸びしてみよう。
背伸びした分、木の高いところになっている果実を摘み取ることができる。また、木も、たゆまぬ成長した分、大きく育ちたくさんの実をつけることができる。
そんなメッセージを投げかける配置だと思いました。
ちなみに最近私は自分の居住地である熊本を起点にホロスコープを生成しています。
※どこ起点でホロスコープを生成するかで、ハウスの始まりやアセンダント軸、MC軸の度数にはずれが生じます。
ホロスコープは、ある地点を指定し、その地点から見える星配置を図示化するという考え方で作られている。九州と関東と北海道では緯度経度がずれるから、その分ホロスコープにも微妙な差異が出ます。九州と北海道では日の出日の入りの時間が結構違うことを踏まえるとイメージしやすいかと。
それで、こちらの下の図は熊本を地点として計算したもの。射手座太陽月は7ハウス、魚座火星海王星は11ハウスに。今の人間関係と将来の展望の間で葛藤が生じる、という配置に。
東京を起点とすると、ディセンダントに射手座太陽月がほぼ重なる配置。東京の図の方が、人間関係を通して自己像へ新たな気づきが起こる、という意味合いが強くなる。また、火星海王星は10ハウス。社会的な役割とパートナーとの時間をバランスよく取れるようにするといいね、という配置に。↓
札幌を起点に生成すると、太陽月は6ハウス内に入る。健康、職場、背負う役割について新たな視点をもたらす配置に。また、火星海王星は10ハウス。端的に忙しそう、やることいっぱいになって大変そう…役割がキャパオーバーになって身体を壊すかも?ここらで一旦今自分が負っている役割を見直してみませんか?という配置に。↓
どこを起点にホロスコープを生成するかによって、天体が入るハウスが変わってきます。なので、どこに住んでいるか、あるいはどこを自分の拠点と思っているかによって、少しずつ今回の新月で受け取る意味も変わってくるのでは。興味深いですね。
…これから地点別に読もうかな?(気が向けば&根気が続けば)
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