ケアンズに到着【日仏夫婦のなれそめ-🇦🇺3:オーストラリア縦断ロードジャーニー/キャンベラ〜メルボルン・縦断編⑥】
【概要】
この物語はフランス人の夫と日本人の私がオーストラリアで出会って家族になるまでを描いたお話。出会って3週間で意気投合し5555kmのオーストラリア縦断のロードジャーニーの様子を実際の写真とともにつづるノンフィクション小説です。また、チャプターごとに変わるTOP画のデザインは全て私の手書きです。
【目次】
▼チャプター1:出会い編
▶︎第1弾 最愛の夫の第一印象が最悪だった話
▶︎第2弾 策士なの?天然なの?ねえどっち?
▶︎第3弾 絶対に忘れられない恥ずかしすぎる初めてのキス
▶︎第4弾 当たり前の関係
▶︎第5弾 そうだ!シドニーに行こう!
▼チャプター2:ロードジャーニー/シドニー編
▶︎第1弾 ゴールドコースト〜バイロンベイ〜シドニーまでの旅
▶︎第2弾 念願のシドニー到着
▶︎第3弾 ボンダイビーチとおしゃれなランチ
▶︎第4弾 そうだ!キャンベラに行こう
▼チャプター3:ロードジャーニー/キャンベラ・メルボルン〜縦断編
▶︎第1弾 ん?キャンベラって首都だよね。
▶︎第2弾 寒すぎたメルボルン
▶︎第3弾 僕に着いてきてくれる?
▶︎第4弾 助手席からみたオーストラリア縦断の景色
▶︎第5弾 ここはアメリカ?
車はケアンズに着こうとしていた。3000kmという果てしない距離と思っていたロードジャーニーは予想外なほど一瞬でなんだか寂しい気持ちにもなった。
ただ一つ確実に言えることは次ロードジャーニする機会があったら大きい車でもっと身軽な装備で挑もうということ。
そもそもゴールドコーストからシドニーへプチ引っ越しのつもりだった。詰め込めたらなんでもいいと整理もせずに出発したのが大きな失敗(笑)お陰でロードジャーニー中の私の服のダサい事ったらなくてあげられる写真などないほどだ(笑)
小さい車にスーツケース3つに小さなサイドテーブルなどの家具と2人分の調味料などぎっしり詰押し込まれた車でオーストラリアを縦断したと思うと呆れて笑いしかでなかった。
そして、ゴールドコーストから出発してから車の総合走行距離は延べきっかり5555kmだった。
ケアンズセンターにあるエスプラナード・ラグーン
とりあえず数日間過ごすモータルにチェックインし、少しだけ休憩した後、彼は早速働きに出かけていった。数時間前までロングジャーニーで長時間運転した後だったのにも関わらず着いた当日から働きに出るなんて彼のアグレッシブさに驚くばかりだった。
私もうずうずしてスーツケースから手っ取り早いビーチサンダルとショートパンツを引っ張り出した。数日前、メルボルンで寒さに震えていたのがたった4日前とは信じられない。ケアンズは立っているだけで汗が滲み出すほど暑かった。モーテルから1人で飛び出し街に出てみると常夏な街が私を出迎えてくれた。
※1 フロヨ:フローズンヨーグルト。アイスクリームより断然フロヨ派の私。
あまりもの暑さにフロヨ(※1)をゲットしふらふらと街を彷徨っていると涼しそうなお店を見つけた、UGGブーツのお店だ。涼み目的で店内に入ると男性が1人レジで立っていた。そうだ求人しているかどうかだけでも聞くだけ聞いてみよっと気軽な気持ちでその男性に話しかけた。
私「すみません。今日ケアンズに来たばかりで仕事を探しているのですが、求人なさっていますか?」
店員「どこの国の方ですか?」
私「日本です。」
後からわかったのだが、その男性はなんとその店のオーナーだった。立ちながら軽い面接のようなものが始まった時にはしまった!よりにもよってビーサンと短パンなんかで軽く聞くんじゃなかった・・・と後悔したがもう遅い。せめてものおもいで愛嬌を振りまく私。(笑)
店員「わかりました、レジュメを秘書までメールで送ってください。来週から働けますか?」
私「え、えっ、は、はい!もちろんです!!」
オーストラリアで仕事が決まった瞬間だった。ゴールドコーストで2ヶ月以上渋っていた仕事探しがケアンズに来て1日で決まって肩の荷が下りたと同時に拍子抜けするような気持ちだった。ゴールドコーストで必死にレジュメを配る日々はなんだったのだ!?とキツネにでも摘まれたようなほんとそんな不思議な気分だった。
そしてすぐ見つかったのは仕事先だけではない。翌日2件目のインスペで住む家も決まり順調すぎるスタートダッシュを切ったケアンズライフ。いい波に乗っているとはこういうことなのかもしれない。大好きなDEFTECHの曲を聴きながらスキップしてモーテルへと帰った。
これからどんな日々が待っているのだろうか・・・・。
ケアンズでの新しい毎日がはじまろうとしていた。
ケアンズからほど近いキュランダで撮影したものが奇跡的にクラウド上で残っていたのでプチムービー作ってみました。一旦最終回のエンディングとして。
▶︎今回のあとがき
長らくご愛読いただき本当にありがとうございます!
一旦このシリーズはロードジャーニーを終えたので区切り。もともとロードジャーニーのことを書きたくて始めたのですが何故か小説っぽくなって14話分にもなりました。(笑)
このシリーズを読んで、たくさんの懐かしい友人が「読んでるよー!」っと連絡をくれたことがモチベーションになりここまで書く事ができました。
そしていつもサポートしてくださる読者の皆さんにも感謝してもしきれない。。。本当にありがとうございます。。
割とプライベートなこともなんでも書きな。と言ってくれた夫にも感謝。このシリーズが更新されると「今日は僕たちの初めての夜のこと書いたの?ふふふ。」と聞かれる日も。(笑)流石にそんな生々しいのは書けるわけない(爆笑)てか逆にそれ書いていいんかーい(爆笑)
書いていて、もういっそのこといつかkindle本にしちゃおうかななんて野望も出てきてしまいました。(笑)どなたか編集&校閲手伝ってくださる方いらっしゃいませんかね?(笑)
この後の続きについては書くか、書かないか正直迷っています。ご要望があれば書くかもしれません・・・(笑)ということで一旦しめます。
今日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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