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菊花賞の1頭診断(コスモキュランダ)

菊花賞で現時点で3番人気想定のコスモキュランダについて、調教過程から検討していきます。
まずダービーの時の調教の内容は次のとおりです。
【ダービー出走時】

コスモキュランダは、基本的に標準以上の本数で併用調教で仕上げられています。ダービーの時も中5週で調教本数が6本ですから、しっかりと乗り込まれています。ダービーでは距離ロスの大きい競馬をしたこともあり、0.8秒差の6着に敗れましたが、それほど悲観する内容ではなかったと思っています。

続いて前走のセントライト記念を見てみましょう。

ダービーの時と比べると週中に美Wで追われた時の時計は遅めではありますが、調教の動き自体は良く、走れる状態だったと判断しています。
このセントライト記念でも距離ロスが大きな競馬をしての0.3秒差の2着でしたので、実質的には勝馬であり、人気がアーバンシックより無いのは逆に美味しいと思います。

※詳細は「栄光の競馬道チャンネル」の菅田英治さんの動画をご覧ください。

https://youtu.be/xLunJfpwiaM?si=rzm3DD0LCyF_pDNt

調教過程を見る限りでは、セントライト記念を叩いて、本番の菊花賞ではもっと調子が上がってくるイメージです。

【菊花賞最終追い切り前時点】

セントライト記念から中4週という間隔ながら、調教本数は既に6本と最終追い切りを追われれば合わせて7本になるという乗り込み量です。
トラックでの調教こそ、時計は遅めですが、坂路では前走時より速い時計を出しているので、デキに問題は無さそうです。
前走の内容と調教の内容から、是非買いたい馬だと思っています。
ただ、内有利な馬場になったときが少し心配ではありますが、できるだけ距離ロスの少ない競馬をして頑張って欲しいです。

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