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ただのゲーム好き、面白くないゲームについて考える

人生は山あり、谷ありである。
ゲームなんてものはつまらなくもあり、面白くもあるのだ。なぜつまらないゲームがあるのか。作っている人たちは面白いつもりだろう。
たぶん、作っているうちに麻痺してしまうと思うのだ。作っている人たちは、毎日同じゲームをずっと見て、やり続けているのである。
当然、それが普通の日常になってしまう。味が多少おかしくても毎日食べていれば、結構いけるようになるようなものか。
そんなに美味くないラーメンでも、歩いて5分のところにあれば行ってしまうようなものである。

でも、よほど偉くないと開発中のゲームに「それ面白くないよ」とは言えないだろう。企画を通した人の立場もあるだろうし、開発が止まってしまって作り直しになる。すると、時間と資金がすべて無駄になってしまう。
日本は基本的にどれだけ努力したかを重んじる文化である。ここまでした努力を「すべて無駄ですよ」と第三者が言ってしまうと、人としての心が無い人と扱われてしまうだろう。
まあ、得てしてそんな感じの人が偉大なものを作ったりするものだが。

そこで私が考えるに、面白くないなと思っても、もう引き返せないと思った人たちは、どうやったらそれが面白くなるかを考えだす。
そして、それも残り期間的にできるもので作ろうとするから、その規模はたいしたものではなくなる。もしくはとりあえずリリースして、その要素はのちのちの更新で追加しようと。
そんな感じではないのかな。

資金と人が豊富にあれば……いや、それでも同じ事が起こるような気がする。むしろ人が多い分、余計にややこしく引き返せなくなるのか。
結局は最初から全部だめだと言いきれる、人としてどうかと思うような人が必要なのか。
まあ、私はゲーム業界の人でも無いし、ただのゲーム好きの人間である。実際にそうでは、無いのだろう。ちゃんとした評価のできる人がいるのだろう、たぶん。
ただ、日本の会社とはそんな感じだと思ったのだ、それだけだ。

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