月に一冊も本を読まない人がいるらしい
読書習慣の現状
ニュースによると月に一冊も読書をしない人が6割超いるらしい。
「そんなにいるの?」
そう思ったが、漫画や雑誌を除くと書いてあった。なるほどなと思う。
漫画はともかく、雑誌は含んでもいいような気がするが、ちゃんとした読み物じゃないという認識なのだろう。そういう私も長編小説は月に一冊読むかどうかである。むしろ書く文字数の方が多いかも。
漫画は読書じゃないの?
漫画は読書に含まれないのか。それは非常に悩ましい問題である。
漫画文化は日本の独特のものであり、戦後のブームによって一大産業となった。いろいろな功罪を生みながら、アニメなどの文化へと発展している。
漫画も文字で物語を伝えているのは変わらないが、文章のみの方が想像力や読解力が身につくのだとどこかで読んだことがあった。
想像力と読書
「絵がないほうが、本当に想像力が身に着くのだろうか?」
そうしたら小説の挿絵はいらないし、ラノベも表紙のイラストで売り上げが全然違うとかのことは起きないんじゃないかと思う。
何の絵もない、タイトルだけの本を並べればいいのだ。
「想像力が乏しい人間が読むのが漫画やラノベだ、読書とは認めない」
そんな人間が多いのだろうか。
自己アピールと読書
X(旧Twitter)で以前に交流していた人たちで、私はこんな本を読んだとか、読んだ本の自慢をしている人たちがいた。その自己アピールはなんの役にたつのか。
「ラノベ苦手なんですよ」
別に聞いてないのにそう言ってくる人たちもいた。別に聞いてもいないのに。
差別意識丸出しである。純文学や洋書などを読んでいるほうが偉いと言わんばかりのマウントだ。いや、別に偉くてもいいのだが、格下に見てくるのはやめてほしい。それは本を買う人を確実に減らすだけである。
「貴方のただの自己満足です」
そう言いたい。ラノベや漫画は大人になったら卒業するものとした、この流れは確実に読書をしない人を増やしてる気がするのだ、私的に。