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【革命のレシピ】革命はいつも「倫理」と「怒り」から始まる
19世紀、ロシアと中国で、革命が起こった。
「倫理に反する国家」に対して、「民衆の怒り」が爆発したのだ。
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ただの一般人であっても、《人間らしく生きる》ため、戦った。
市民は強い。《人間らしさ》を守るためならば。
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――しかし今、私たちは人間らしく生きているだろうか?
人間には生殖機能がある。
だが、出産・育児の面で、あらゆるリソースが欠乏している。
ではリソースはどこに割かれているのか?
「医療費」「東京五輪時代に作られた道路のメンテナンス」「経済成長のための投資」「外交」「官民仕事の孫請け構造」・・・
お金の動きを鑑みると、人材の動きもほぼ同様である。
教育事業、保育事業はきわめて壊滅的な状況である。
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若者諸君はおそらく「人間らしい生活」を実感してきていない。
「テレビの虚構」「アイドルの虚構」が彼らを育ててきた。
――《動物としての》人間の幸せは、自然の1つとして生きることだ。
自然に起き、排泄し、社会行動をし、生殖を行う。なぜなら、
そう身体ができているのだから。
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対して、「スマートフォン」を操る人間は「虚像を信じる」あわれな信者と化した。
これは文字通り、「虚像を虚像ともはや意識もしない」ことを指している。
虚像を信じていては、実物との接し方がおかしくなる。
虚像は虚像なのだ。
そこに見えている円グラフは虚像だ。その裏には研究者、対象者、研究費、基礎研究の数々の論文、・・・・・
そこに見えているタレントは虚像だ。その裏には下心、各々の生い立ち、経済界とのコネづくり、スポンサーへの忖度、ブランディングとしてのブログ・・・
虚像の裏には「知力」「人力」「時間」があるのだ。
若者の「学問」「仕事」に対する意識が、軽薄になることを懸念している。
世の中のすべては
「正確なコストの理解」による「リスペクト」
から成り立っていることを、再確認しておきたい。
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いまを生きるにあたって、
不自由に思うことはないか?
あるならば、≪正確にコスト計算》をして、≪先輩方をリスペクト》し、
≪怒るべき相手に声をあげよう》。
革命は、起こさなければ、起きないものだ。