歴史学者いわく「連帯しない人間は征服される」――連帯しない現代人
イブン・ハルドゥーンは、アラブの偉大な歴史学者だ。
人間の生活圏を「田舎」「都市」に分割し、
それぞれの「連帯度合い」と、
それぞれの「集団の維持力」について研究した。
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彼の持論はこうだ。
田舎=ビジネス上の連帯が強い=集団が維持されやすい
都市=マンパワーに依存しないビジネスモデル=集団が維持されにくい
これは現代にも言えるだろう。
技術の発展が「依存環境」を極端に減らしたことで、
「集団」を保つことの価値が消えた、という。
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若者は群れない。
集団を形成するにはコストがかかるからだ。
ただし、《コストに見合う「意義」があれば集団を形成する。》
この意味が分かるだろうか。
若者はいま、非常にストーリーを重んじている。
意義、倫理。ここを押せば、≪現代人は群れる》
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若者にとってのコスト観
親世代のコスト観
海外のコスト観
これらが全く違っていることを、ビジネスマン諸君は覚えていてほしい。