言葉を体感する
こんにちは。えみりです。
突然ですが、みなさんの座右の銘はなんでしょうか。
私は情けは人のためならずです、今のところ。
まだ24年しか生きていませんが、されど24年も生きていれば
辛いことも楽しいことも、それなりに経験してきたかなあと思います。
今のところこの言葉が一番身に染みるので、これがそうかなと。
今までも、社会人になっても、
言葉が身に染みることって多くあるなーと感じている今日この頃です。
最近だと「責任」とかね😂爆
まあそんなことはおいといて、
言葉が染みる機会は今まで多くあったけど、「体感」する機会はあまりなかったような気がします。
でも今年の4月からくさかんむりに入社して、茅葺きの現場にいると
言葉を体感する機会が何度かありました。
多分本当はもうちょっとあるけど今回は2個だけすごく印象的だったことを紹介します。
思い出したらまた同じシリーズ書きます。
したっぱ
茅葺きの現場には主に2種類の人たちがいます。
職人さんとテッタイです。
職人さんは屋根を葺きます。
テッタイ、テモトと呼ばれる人は、手伝いの人、職人さんをさせる立場の人です。
現場の掃除をしたり、茅を切ったり、材料を屋根の上に上げたり。
職人さんを屋根の上から下さないのがテッタイの役割です。
私は今年新卒でくさかんむりに入社しましたので、一番のしたっぱです。
掃除をしながら屋根の上を眺めます。
屋根にもよるけど、結構頭の角度を上に向けないと一番上は見えません!
わかるかなこの感じ!?
上から「伊藤ちゃん、〇〇持ってきとってー」と声がかかったら、探して下から登って渡しにいきます。投げれるものなら投げます。
茅の量が少なくなったら、下から職人さんのところまであげます。
なんか今まで上下関係を物理的な高さで感じたことはなかった笑
したっぱってこういうことか!!
時には屋根の下を掃除することも。
下っ端は、足場の上すら上がれない(?)(こともある)のか〜〜
※追記
テッタイ=下っ端というわけではなく、
会社の中で私の立場が事実として下っ端であるということです。
職人さんとテッタイの人たちは共に尊重しあって、一緒に仕事をしている関係です。
紛らわしい表現失礼しました( ; ; )
よりをもどす
現場では色々な紐が登場しますが、重要な場面では藁縄が登場します。
ある作業で、藁縄を結い直すことをします。
そのやり方を教えてもらいました。
上のように、1本になってる藁縄の間を開くと、下のようになります。
この隙間に、縄の先を通します。
藁縄の捻りをいい具合に、よりを戻しながら巻き付けると、下の写真のようになります。
一本の紐から、輪っかを作ることができます。まあ要は繋げることができるのです。
ちゃんとうまくやると、本当に縄が絡み合っていきます。
よりをもどすってこういうことねーーーすごい。
多分写真じゃ伝わらないので、どこかで藁縄をゲットしてやってみてください。
以上、なんかうおおおお!ってなった瞬間でした。
ガリ勉なので、勉強したことが社会で実感できると興奮します。
どちらも語源は知りません。
おしまい
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