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海外ドラマ『THE MENTALIST』


海外ドラマ、メンタリストが面白すぎて
どっぷり浸かっております。
主人公はパトリック・ジェーンという男。
もともとは霊媒師をしていたが、レッド・ジョンという凶悪犯に妻と娘をころされ、
FBIのコンサルタントとして働くことになる。

コンサルタントになったのは、ジェーンの優れた観察眼と推察力は犯人を捕まえるための力になると踏んだFBI側からオファーがきたからだった。

シーズン1では、そんなジェーンがFBIの仲間たちと仲良くなっていき、さまざまな事件を解決していくところを描いている。賢くて、頭の回転が速く、機転のきくジェーンだけど、チャーミングでユーモラスなところもあり、とにかく魅力的だ。以前にサイキック(霊媒師のこと)をしていたことから、最初は半信半疑だったFBIの仲間たちも段々ジェーンに心を開いていき、信頼関係ができてくる。

とにかく好きなセリフやシーンがありすぎて困る。以下抜粋!



「やあ、トラビス。

知らないだろうけど僕はパトリックジェーン。君の味方だ。辛い思いをしている君に心の安らぎを与えたい。でも、どうすれば与えられるだろうか。人それぞれだからね。僕は馬に乗るのが好き。君が馬で安らげるかはわからないけど、安らげないとも限らない。考えをぐるぐる巡らせてみて答えが出たら、しあわせな思い出の残る場所へ行って。そしたら電話して。待ってるよ。」

こう電話でメッセージを残し、まんまと引っかかったトラビスが向かった先は…そう、遊園地のメリーゴーランド🎠

ジェーンの狙い通りだね🤫


白鯨の回では…
白痴を装った青年を見事に逮捕する。

「バカになることで、力が備わる
自分を隠せるんだ
透明になれる
魔法のマントを纏ってるみたいに」

そう白痴を装った青年にけしかけるジェーン。それもチラリと見えた『白鯨の』小説が部屋にあったのがきっかけで勘付く鋭さ🫣


また別の回では、なにやら捜査中に
ジェーンは砂場でおサボり

ちょこんと座っているジェーン
「バケツもってないの?」
「ううん」
「おらよ、使いな」
ってな流れで女の子からバケツを借りるジェーン氏
🥺

そして

こ、こんな大きなお城をつくりあげるwwww


(ご 満 悦)
※捜査中😂

お茶目なシーンもちょいちょいありつつ


おいたが過ぎてジェーンが逮捕されるんだけど

頭良すぎて、ちょろまかして脱獄しちゃう
余裕♪ 




また他のシーンでは…
「人間の脳は層状に積み重なってる
上からホモサピエンスの脳
石器人の脳、哺乳動物の脳、

さらに奥深くには爬虫類の脳、
爬虫類というのはすぐに反応する

単純だ
いくら訓練しても、反応してしまう。

爬虫類の脳は隠した指輪が
見つかってほしくないと思ってる
あなたはその反応を隠せない」

💍

とか

「真実って辛いよね。

脳は光より音を先に識別するが、光は音より早い。その二つがシンクロするように脳が現実を歪めてるんだ。人が世界を正確に認識できるのは27m離れて立った時だけ。その距離だと光と音が同時に脳に届く。それ以外は世界の全てがうそだ。うそが世界を作り上げてる。だから真実は辛い。」

とか


よく人をコントロールするジェーン。
「いや、もし釣れたらどんな魚だろうと
魚を掴み、それを見ながら自分は
無駄に魚のいのちを奪うだけの
ただの酔っ払いだと
自己嫌悪に陥る
そうしたら、せめて役に立とうと

僕に電話してきます」

魚釣りをしてるおじさんから供述を引き出すために、去り際にこう言い放ったり

🐟


お礼として、タバコをやめさせる時は…
「これからは、この臭い煙を吸い込む度に
思い出すんだ。

タバコ会社の太った重役が君をカモにしてるって。君がその煙を吸い込む度に、奴は笑ってる。タプタプした下顎を震わせてね。思い浮かぶ?」

そう頭に想起させたり

🚬

無礼な態度をとり、肩を押してきた警官には…

「死んだネズミの匂いを嗅いだことがあるか?
今君の上着のポケットに死骸を入れた。

これからその上着をなんど洗っても、その匂いは決して消えない。そして思い出す、僕を絶対に押すべきではなかったと。」

そう耳元でささやく。
思わず警官はポケットを触ると…
うわっ!

「入れたのは丸めた紙ナプキンだけど、
心理的な効果は同じ。
人の意識のはたらきだ」😏

とか


ちょっとしたいやがらせをしたりする。やられたら必ずやり返すジェーン。

やはりレッドジョンを死ぬまで追いかける執念たるや…こういう細やかなシーンひとつとっても、この男は、やられたらきっちりやり返えさないと気が済まない人なのだということがひしひしと伝わってくるわけで…

シーズン6にて、よくやくレッドジョンとご対面するけどすごかった…

それまで近付いては離れ、近付いては離れを繰り返し、その度に敵もなかなかやりおる…かなり手強いぞ!と思ってたけど、

まさかの展開が続いて黒幕もやはりそういう風になってたか〜!!って驚き。

でも、最終的に追い詰めたあとの仕留め方は素晴らしかった。あのままジェーンも自ら命を絶つのかな?と少し思ったけど…ね。ここも物語の大きな分岐点だった。
個人的には、シーズン6で終わっておくほうが、復讐物語としては潔い感じがしたんだけど…

シーズン7まで見終わったあとは、
ハッピーエンドでよかったなとは思った。
難しいな〜。でも6で終わってた方がやっぱりしっくりくるかなあ


それから、途中で何度も出てくる
「虎よ、虎」のフレーズ🐅

これは、ウィリアム・ブレイクの詩より抜粋されたもの。レッドジョンがこの詩が好きなんだってさ

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虎よ虎
赤々と燃える
暗い夜の森で
どんな不死身の手や目が
その恐ろしき造形を作り得たのか


どこの海や空に
その目は燃えたのか

神は羊を、そして、虎を作った
闇のない光はない
死のない生も…

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ウィリアム・ブレイクについて詳しく知りたい方はこちら↓

ウィリアムブレイクは、18世紀〜19世紀を生きたイギリスの詩人。

先鋭的で、哲学的、神秘的で特異的な彼は
彼の生きた時代ではなかなか理解されなかった。
周囲からの無理解、そして貧困ー 

さまざまな問題を抱えながらも、それでも、ブレイクは彼自身の芸術を貫いた芸術家であった。

そんな彼の詩を、人生を、哲学を、振り返ってみようではないかー

今ならば、理解されるはずだ
優れた感性を持つ、ブレイクの詩に魅せられることだろう。


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そんな彼の有名な詩の「虎よ、虎」はこのドラマでも何度も登場する🐅


本当に面白いドラマだったな
臨機応変に行動するジェーンを見習いたい😘

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