プラハの秋
9月末、プラハを訪ねました。そこを訪ねたいと強く思いつつ、仕事でもプライベートでも何かと障りがあって機会がありませんでした。ようやく来たという気分でした。
予想をはるかに上回るフォトジェニックな街並みに三嘆しきり。
世界にはフォトジェニックな街や自然や史跡が多くあります。だがプラハほど写真に撮りたくなる風景が街全体に詰まっている場所はそうたくさんはありません。
ベニスとローマが辛うじて対抗できるかも、と考えてみましたが怪しいところです。
街全体が建築博物館と呼ばれているのもうなずけます。
しかし博物館は生活の場ではありません。プラハの中心部には地元民が住んでいない雰囲気があります。
それは街がソビエト共産党の支配下にあった歴史と関係がありそうです。
プラハでは旅の楽しみである料理はあまり期待しませんでした。その代わりに評判の高いビールを飲みまくる計画でした。
ところが、意外にも料理は悪くありませんでした。特に加工肉を含む豚肉料理が中々の味でした。
豚のすね肉の炙り焼きや煮込みがとりわけ秀逸でした。
ビールは評判に違わず味わい深いものでした。種類も味も豊富で感心しました。