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新卒入社した会社を1か月で辞めた件について④

〇転職活動、まさかの1社目で終了


家族との話し合いもでき、意気揚々と転職活動を始めた僕であったが、
まさかのダメもとで受けた1社目で内定をいただくという…

それもこの会社、転職サイトで他の会社と比較すればするほど、
自分が希望する条件や職種にマッチしていた。
有頂天(ビバーチェ☆とか言っても今の子は分からないか…)状態の僕は、
「ここに就職しよう」と、この段階で即決した。

面接が終わり、オフィスの外へ出た僕は真っ先に両親に電話した
電話越しではあるが、心の底から喜んでくれている母親の声を聴いて、
人生で一番と言っていいほど嬉しかった。

だが、これで転職活動は終わりではない。


まずは現職の上司に退職の意を伝えなければ。
僕は人事の上司にアポイントを取り、面談へと向かった。

〇そして、退職へ


いざ面談の場に向かうと、そこには人事の上司と副店長が。
どうやら人事伝いに、僕から話があることを聞いていたみたいだ。

面談が始まると、

「なぜ辞めたいと思ったのか」
「今の職場ではできないことなのか」
「これからのことは決まっているのか」
「親御さんには相談したのか」
「我々にできることはないか」
「他の店舗や部署への移動を検討してみてはどうか」

といった心配の言葉や、現在の会社での解決案を提示してくれた。

特に副店長は、僕のことをよく見てくれていたらしく、
「最近元気なかったもんね」と僕の心身状態に気づいてくれていた。
また、「にいちさんは他の同期3人と比べて、周りからの評価も高い。1、2個上の先輩たちなら大卒の子も多いから、相談してみてはどうか。」と、
1人だけ大卒の自分が疎外感を感じていたことも気づいていたようだった。


僕は副店長の話を聞いて、本当に胸が苦しくなった。
こんなにも自分のことを心配してくれる、優しい人がいるとは。
この人の下で働ける部下は、なんて幸せなのだろう。

だが、それでも僕の退職の意は変わらなかった。


前回も書いたが、自分を変えることはできても、会社は変えられない。
他の部署や店舗に移ったところで、会社が変わるわけではない。
まだ社会人なりたて新入社員の自分に、会社を変えるほどの力はないのだ。

こういった思いがあったため、上司の提案を聞いてもなお、
やはり環境を変えることが一番の解決策だと、自分の中での確信があった。

僕は上司に自分の気持ちを素直に伝え、改めて退職の意を伝えた。
すると上司は、

「君の気持ちは分かった。だが、辞める前に一度、店長とも話し合ってみてくれ。」


と言い、別日に店長との個別面談を行うことになった。

だが、この店長との面談は正直クソだった。


面談の中で店長が僕に話したことは、おおよそ僕を心配する言葉ではなく、
明らかに労働人員の不足や、上層部からのお咎めを危惧した言葉であった。

「私は会社から君を預かって、幸せにする義務を与えられている」
「もし私が君の親なら、1か月で辞めるなんてことは許さない」
「まだ繁忙期も体験していないのに」
「そういう人は大抵辞めた後も同じ業界に戻ってくることになる。正社員からバイトに下がるだけだ。良いことなんて一つもないだろう?」

こんな言葉で、僕を引き留められるとでも思ったのか…


副店長の優しい言葉を聞いた後では余計に刺さらなかったし、
「こんな人の下で働きたくない」とかえって退職の意を固めることになった。

最終的に、僕からの「次の職場がもう決まっている」という一言で
店長はそれ以上の追及を辞め、あっさり僕の退職を認めた

こんな人が店長とは…


店舗の他のメンバーを不憫に思った最終面談であった。

〇新卒入社した会社を1か月で辞めた


かくして僕は新卒入社した会社を1か月で辞め、現在勤めている会社に転職する運びとなった。
今の職場では以前の職場で感じていたような不満はなく、大変だけども充実した社会人生活を送っている。

結果として僕の場合は、転職して本当に良かったと思う。
もちろん僕の場合は、新卒で入社して1か月ですぐに辞めたにも関わらず、
1社目で本当に運良く内定をいただけたということもあり、
他の人に比べて、何もかも順調すぎた転職活動であった
ということは言うまでもない。

だが、僕が転職活動をしている時でも  #22卒  でツイッター等で検索すると
自分と同じように、新卒1か月ですでに辞めたい、または辞めたという人はたくさんいた。
それを見て、「自分と同じような思いをしている同世代の人は、世の中にたくさんいるんだ」と勝手に励まされたし、心の支えとなった。

だから、そんな同世代の人たちに向けて、同じ思いを抱えていた自分の体験談を伝えたい。
そして、少しでも多くの同世代の人たちと繋がりたい。

そんな思いから、この記事を投稿するに至った。

もしこの記事を見ている人で、自分と同じ #22卒 の人や、
今仕事をしていてつらい思いを抱えている人がいたら、

僕とお友達になりませんか?


…はい。キモいですね。
当方生粋の陰キャなもので、友達の作り方が分からないのです(泣)

それはさておき。

僕はこの経験を生かして、新たな人とのつながりができればいいなと思う。
それこそが、僕が初投稿で綴った、この投稿活動の最大の理由である。

こちら側からの一方的な発信ばかりにはなるが、もしよければ
コメントやスキをくださると、本当に嬉しいです!
僕も陰キャなりに←
色んな人とコミュニケーションをとっていこうと思います。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました!

皆さんの転職活動に、幸あれ!






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