拙文3/「夏のあらし!」とシャフト

「夏のあらし!」の1話を観た。
原作は小林尽(代表作にスクールランブル)作の漫画で、2009年に1期「夏のあらし!」と2期「夏のあらし! ~春夏冬中~」が放映された。アニメーション制作はシャフト。

もし昔の自分に「好きなアニメ制作会社は?」と聞けば迷わずシャフトと答えたことだろう。

自分が深夜アニメを観始めた時の一作が「ぱにぽにだっしゅ!」だった。
20分強の本編にねじ込まれるギャグ(黒板ネタといって、教室の背景にある黒板には本筋とは全く関係のない小ネタが大量に仕込まれていた)は当時の自分にとって半分面白く、半分正直よく分からなかったのだけど、それまで「NARUTO」や「BLEACH」のような王道夕方アニメしか観てこなかった鼻垂れ小僧にはとにかく異質に映った。

その後の「さよなら絶望先生」では、OP曲を担当した大槻ケンヂの世界観に心を奪われ、暗黒面に堕ちていくことになるのだが、それはまた別の話。
今思えば自分の人格形成にシャフトは大きい影響を与えていたようだ。

「夏のあらし!」の方は、内容はともあれ今の自分が2000年代の声優が出てるだけでそこそこ満足できる老害チックな思考になってしまっているので、ぼちぼち視聴すると思います。

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