100%の日だったのかもしれない
1ヶ月ほど前に、「 #この春やりたいこと 」というお題で、「芝生に寝転んで時間を忘れて本を読みたい」という話を書きました。
そして、ついに今日!
芝生に寝転んで...というわけにはいきませんでしたが、木々に囲まれたベンチで時間を忘れて本を読んできました。
「よし!本を読みに行くぞ!」と思い立ったわけではなく、ぽかぽかとやさしい太陽の光が降り注ぐ日だったのでお散歩に出掛けたくなったのです。お散歩の途中でたまたま読書にうってつけのベンチを見つけ、たまたまバッグには小説が一冊入っていました。
読んだ小説は『ジヴェルニーの食卓』(原田マハ)。芸術家であるマティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネの史実をもとに描かれた短編集です。クロード・モネがこよなく愛していたと言われるジヴェルニーの庭とモネの描く光を思い浮かべながら、自然光のみの光で木陰で読むにはうってつけの本でした。
朝起きてご飯食べて準備してお仕事に行って帰ってきてご飯食べて寝て気付いたら次の日という毎日の中で、息抜きの時間をいただけたようで、嬉しかったです。
でも、振り返ると、「がんばろう!」と思わずに達成できた目標でした(正確には寝っ転がってないのであれですが)。
なにか目標を達成するには努力が必要で...というイメージでしたが、トントントンと、むしろ、たまたまの連続で、気付いたら本を読めていました。100%の女の子に出会った朝も、こんな気分だったのかもしれない(『ある晴れた朝に...』)。
なるようになる、と感じたと同時に、「あ、noteに書いた願望がかなったな!」とも思いました。もしかすると、言語化していたから、自然と潜在的に...本を読めそうな木陰を探していたのかもしれません。わかんないけど、叶えたい夢はどんどん口にしてみてもいいのかなと思えました。有言実行!なんて気負わずに、叶うときをぼちぼち待っていたいです。