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nonosports
生意気ながら、人生のサイクルに気付いてしまった感
私の場合、どんな職場環境であれ、決まった自分のサイクルがあるように感じる。
決まったサイクルとは、自分がその環境の中でとる行動、周囲からの評価、そして自分のモチベーションの波。
これらがパターン化していることにこの頃気付く。
他人は変わらない。
自分も根底にあるものは変わらない。
それに気付くと、諦めが出てくる。
諦めるとモチベーションというそのものが消えていく感覚になる。
とにかく無。
なにもないのだ。
なにもないと、ただ他人の話を聞き、起きている事象を受け入れ、難しいことに対しては理解しようとする気持ちすら薄れていく。
対人関係においての努力の放棄。
いつまでもふわ〜っと波に揺られている感覚。
一度、ガラリと環境を変えた時に、上司が周囲に私を紹介した時に言った。
「こいつは今、波に揺られてふらふらしている。」
なんだかイラッとしたが、スルーした。
スルーした気でいた。
やけに引っかかる言葉だった。
後々、意図的に表現した言葉だと聞いて、その上司と大喧嘩した。
大喧嘩してすっきり、なんてこともなかった。
結局、その職場を辞めると決断した時まで、どこかふらついた感覚は消えなかった。
だが、環境を変えて、心機一転したとしても、また再び似たようなサイクルはやってくる。
変化、進化、改革が好きな自分にとって、変えたくても変わらないものが自分の中にずっとあるのは苦しい。
理解者や聞き手を求める気持ちもなく、ただぼんやりと漠然とした気持ちで今を過ごしている。