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【ご報告】僕たちは途中だ。

おはようございます。

今日は、noteの方向性を今後がらっと変えてみようかなという話をしたいと思います。

お察し通りですが、今日のお話はあまり皆さんのお役にたてる内容ではありません。明日役に立つ仕事術も、上司とうまくやるための処世術も、全て取っ払っています。
ただ、もしあなたがご自身でもnoteを書いている方であれば、この記事を見て共感する部分があるのではないかと思います。そして、自分の手で何かを創り上げようとする人々がこの記事を読んで、少しでも自信を持ってもらえるようであれば、私もこの記事を書いたかいがあるというものです。


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ここまでの私

まずはじめに、私moroの今までのnoteでの活動を総括しておきたいと思います。

・2020年5月11日、第一稿を投稿
・総投稿数65記事
・サラリーマンの働き方について等身大の目線でお伝えすることをコンセプトに置き、ビジネススキルや自己啓発を中心に発信。
・最もスキが多かった記事は、『やらないことを「やらな通す」勇気』(61スキ)
・最も閲覧数が多い記事は、『【雑記】私とライバルの14年』(261view)
・現在総フォロワー数103人(本当にありがとうございます!)

※上で書いた記事二つはこのnoteの一番最後にリンク貼ります。

noteを始めてもう2カ月以上たっているのですね。短かったようで長かったような。

コロナ自粛期間中、自宅待機を余儀なくされていた私は、ガラにもなくたくさんの本を読みました。ビジネス本の類が多かった気がします。情報をインプットするだけでは自分の血肉にはならないだろうということで、記事を書くというやり方でアウトプットをしようと考えてnoteを始めました。

文系のくせに一番苦手な教科が国語だった私です。自分の考えや学びを文章にするのは簡単なことではありませんでした。ただそれでも、面白かったと言ってくれる周りの友人や、スキをくれるビューワーの方々に支えられ、途切れ途切れではありますが、何とかここまで続けることができました。


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方向性を変えようと思ったきっかけ

多くの方からの反響をいただくことを嬉しく思う反面、「自分は今、本当に書きたいことを書いているのか」という疑問が生まれてきました。

偉大なクリエイターの方々は、たくさんの人に自分の作ったコンテンツを見てもらうためには、分野を絞って発信をすべきだというアドバイスをよくされます。私もこれに関しては同感です。やはり、知名度のない素人が腕一本で影響力を高めるためには、「人の役に立つ狭い分野のコンテンツ」を発信していくことが効率的だと思います。今までの私は、その「方程式めいたもの」に忠実であろうとしてきました。私の選んだコンテンツは「仕事術」「メンタル術」でした。

しかし最近、仕事術やメンタル術などのノウハウを書くことに対して、違和感を感じるようになってきました。思ってもいないことを記事に書いてきたというわけではありません。私の中で腹落ちした仕事におけるノウハウや考え方を発信してきたことには、とても充実感を感じております。ただ、うまく言葉にすることができませんが、どうしても魂を込められないのです。生みの苦しみの先にある充実感も感じなくなり、自分の記事を読み返すことも少なくなりました。一種の不感症のようなものです。

モノを書くということへの情熱を失ったわけでもありません。私は元々、クリエイティブなことをするのが大好きな人間です。今の私にとって最も身近なクリエイティブは、モノを書くことです。

人の役に立つことをしたいし、より多くの人からもっとたくさんの反響をいただきたいと私は思っています。ただ、その前提として、「自分自身が自分の創ったものを愛しているか」ということが大切なんじゃないかと思ったのです。

モノを書くことを続けていきたいという気持ちがある以上、私は、より愛情の注げるもの=本当に書きたいことを書く必要があると考えました。


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これからの私

これからは本当に書きたいことを書こうと思いますが、書きたいことを書くというのは、実はとても難易度の高い事です。こうやって皆さんの目に届くところで文章を書く以上は、皆さんからも愛してもらえるモノを創りたいと思います。ただそれだけに、自分の欲求と皆さんの欲求が重なるものを書くのはとても難しい事なのです。とはいえ、書きたいことを書くことさえできなくなると、私としては万事休す、とても困ります。ですので、私がこれから自分が愛せる記事を書けるよう、いくつか工夫を用意しておきたいと思います。

①日常を捉える。
これからは、日常で感じたこと、考えたことなどをジャンルレスで書いていきたいと思います。勿論、今までのようなノウハウ系の記事も、自分で試してみて「これは!!」と思うものがあれば書きます。

②表現力を高める。
今までの経験上、私的な要素の強い記事はあまり伸びないということが分かっております。ノウハウ系の記事の方が「読んでメリットになりそう」ということをダイレクトに感じ取れるので、伸びは盛んになります。ただ、一般人のnoteクリエイターには、私的な出来事を文章にして圧倒的な反響を受けている方がたくさんいらっしゃいます。本当に書きたいことを書く上で、私に圧倒的に足りないのは「表現力」だと思います。
昔から小説モノが嫌いで、私には豊かな文章表現というものに触れる機会が圧倒的に欠如しております。ここは勉強だと思って、これからは人気クリエイターの方の記事や小説など、美しい文章表現にどんどん触れていきたいと思います。

③毎日投稿にこだわらない。
毎日投稿にこだわらないことに決めました。怠け者の私なので、毎日やるというような縛りがないと、いつかnote自体を放りだすことにも成りかねないと思います。ですので、この決断に対して自分の中ではとても抵抗がありました。しかし、自分の中で腹落ちもせずに量を優先し、記事を垂れ流すことはどうしても嫌です。量を書くことで質に変わるという論もありますが、私は継続の美学を捨てます。

④敬語調を捨てる。
敬語調の文章も今日で終わりにしようと思います。何となく敬語の方がノウハウ系の記事を書くときはしっくり来ていたのですが、今後好きなことを書くとなると、敬語は違和感を感じます。語調に正解も不正解もあまりないと思いますが、いきなり敬語じゃなくなると読者さんがびっくりしてしまうかもしれないので、念のためここで宣言しておきます。

⑤スキ数、フォロワー数にこだわり続ける。
ここに関しても、決断に結構時間がかかりました。
最近、SNSなどでいいね数やフォロワー数を崇拝することに「No!」と言う風潮が多くなってきました。「承認欲求」というものが過剰になると、人間の豊かな生活を著しく害してしまうという論です。私も、フォロワー数にこだわることに対して、汚らわしさに近いものを感じておりました。フォロワー数が人間の価値を決めることは、決してあってはなりません。
しかし、私はここで立ち返りました。
じゃあ、なんで私は発信をしているのか。
日常を文章に表現することであれば、日記で十分なはず。それでも、私はあえてnoteで表現したいと思うのです。それは、私の表現を評価してもらいたいからです。「表に現す」と書いて表現です。誰からもフィードバックをもらえないのであれば、表に現す意味はなくなります。
私は、表現の欲求に忠実であろうと決めました。優先順位は下がりますが、マーケティングも継続していきます。スキ数、フォロワー数は、私のnoteにおける価値を示すものだとあえて言い切ります。


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「好きなことを書く」というのは、一見楽なもののように思えます。しかし、私は今回この記事を書く中で、「俺は今からいばらの道に突っ込んでい行くのかもしれない。」という恐れのようなものを感じました。「好きなことを書く」ということは、リスクを伴うものなのかもしれません。

私の本業はサラリーマンです。たかがサイドワークだ。いばらの道なんて、何を大げさにと。そう思っている自分もいます。

ただ、たかがサイドワークでも、やるからにはちゃんとやりたいなと思うのです。おそらくちゃんと向き合わないと、楽しめるものも楽しめないと思います。

親愛なる読者の皆様。
これから私のnoteのテイストは大きく変わることとなるでしょう。実は、私のアカウント名から「働き方カイハツ」という文字も消しました。この記事を書くまでに気の利いたサブフレーズが思いつけばよかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。まあ、気の利いた言葉が思いついたらしれっと載せておくので、そのあたりもお楽しみにしていただけると幸いです。

そして、親愛なるnoteクリエイターの皆様。
私たちのやっていることに、おそらくゴールなんてないのでしょう。

僕たちは途中です。

僕は、社会人4年目の一般人。moroです。


それでは最後に、今日の一曲。

僕が旅に出る理由は、だいたい100個くらいあって。
https://youtu.be/NyvSSVCABdk?t=23



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