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能登輪島フネノデンキヤ

はじめまして!まずは自己紹介からです。
船のでんきや日東電機は、昭和26年頃から地元の漁船にバッテリーを販売したり発動機を修理していたのがはじまりと創業者である父に聞いていましたが、なにせ田舎のこと当時は戦後のドサクサではっきりした資料が残っていません。ただ、その当時から「日東電機工業所」と言う名前で商売を営んでいて、平成元年に法人化し現在の名称になりました。

私は大学を卒業後、家業を継ぐために魚群探知機や無線機等を製造販売する会社に就職し昭和63年に帰ってきてこの仕事をするようになりました。魚群探知機や無線の修理に関しては一通りの技術は習得してきたつもりでしたが、「船のでんきや」の仕事は奥が深く発電機などの取付技術は輪島に戻ってから必死に勉強しました。

 
船に故障があると夜中であろうと時間に関係なく連絡が入ります。私を頼って連絡があるので眠いと言ってはいられずすぐに駆けつけ何とか出漁できる状態にします。漁師のお客様の「ありがとう!」の一言を聞いた時この仕事をしていて本当に良かった思います。

この仕事について30年近く経ちますが、昨年、海上保安庁より「海事関係功労者」という大変名誉ある表彰をいただき今後の励みになりました。



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