ゲーム依存症2
ゲーム好きの旦那の話です。
長女が生まれる時、予定日からすでに1週間過ぎて誘導入院になった。
入院当日、あるゲームの発売日。予約していたゲームを引き取りながら病院へ行くようにと言われた。
病室で寝たきりでいたら、仕事帰りに寄った旦那に「オレのゲームは?」と聞かれた。
明けても暮れてもゲームなんだ。
特に体調など聞かれることなく少しはなにか話したと思うけど、「家に帰ってゲームしなくちゃ」と言って帰っていった。
長女が生まれて3ヶ月の頃、友人の結婚式があり旦那に長女を預けて出掛けた。
長女は、ずっと泣きっぱなしだったと…
ゲーム優先の旦那のことだ。
あぐらかいて、その脚のおさまりのいいところに長女を寝かしてゲームをしていたそうだ。何をやっても泣き止まず、ミルクもほとんど飲まず泣いていたという。いかに子供を構わず自分の遊びを優先していたことか…なつくわけがない。
その日以来、出掛けるときは連れていけと言われた。
なので、一切旦那に預けることはなかった。
その後、オンラインゲームを始めた。ゲームしていて思い通りに出来ないと暴言を吐く。
「畜生」「バカヤロー」は当たり前で早朝4時頃からからイライラしながらゲームをする。
用事があって声を掛ければ、「声かけるな」「うるさい」「待て」などと怒鳴る。キャラが死ぬと「こんな時に声掛けるから死んじゃったじゃねぇかよ」とよく言われた。だから、出来るだけ声は掛けない。
その声を聞いて毎日、長女は目覚める。
ほとんど「畜生」「バカヤロー」と言ってるとき…
私は、台所で弁当を作っている。怖いと言う長女を抱っこしたりおんぶして弁当を作ることは、珍しくなかった。
静かにしていてくれれば、起きなくて良い時間。これが3年続いた。
思うようにいかないとゲーム機を壊す。パソコンを壊す。マウスは、いくつダメにしただろうか?
が普通にあった。
これがアパートでの生活の4年間の出来事の1部である。
息子が生まれて、新居に引っ越した。今の我が家。
旦那の部屋がある。書斎という名のゲーム部屋。
私の部屋はない。
私と付き合う前にお見合いした女性がいて、その人は自分の部屋が欲しいと言ったそうだ。「その女何考えてるんだ?」なんて聞いていたものだから、とても同じことが言えなかった。
毎日、自分の部屋に籠り、出勤前の1時間はゲーム、帰宅してすぐにゲーム。休日の前夜からオールナイトでゲーム、用事がない限り1日中ゲームだった。
子供が部屋に行くとくすぐり抜けして(くすぐってはいない、めちゃくちゃ痛い)部屋に寄り付かせなくしていた。
子供と遊ぶことは、めったになかった。
だから、いつも子供は私にまとわりついていた。
子育ては、女の仕事。俺は仕事に行ってるだけで精一杯。そんな感じだった。稼ぎがいいから、何をしていたって構わないだろ‼️という感じで、
「気に入らなければ俺と同じだけ稼いでこい。そしたら、何でも手伝ってやる」と言われた。
私は、何だったんだろう⁉️
私の年代では、珍しくもない亭主関白だが、何かズレてる。そう思いながら、逆らわずにいた。
そして息子が3歳の頃の話に…次回に続くです😅