3兄妹の不登校生活 振り返りと今 #4 末っ子大暴れ
前回は、行き渋りのあった長男が小4の1月、完全不登校生活をスタートさせたお話でしたが、今回は、ほぼ同時期の末っ子のお話です。
(書いていたのは2022年の春、、、そこから放置し、2025年1月となりましたが、当時のまま掲載しま)
3兄妹の末っ子、幼稚園に入園すると3つ違いの姉は卒園してしまうので、ほんの数ヶ月でも一緒に登園できたら・・・・と思い、満3歳児クラスで入園するはずでした・・・・。
しかし、直前に足を骨折することになり、3歳児クラス入園はしばしお預けに。
世のお父さん、お母さん。自転車の後部席に子どもを乗せたら、足は外に出さないようにしてくださいね。
末っ子は、足ベルトをすり抜け、足を外に出したばっかりに、ガードレールと後部席の足ガードに足を挟まれ、骨折しました。
自転車を押して歩いていた時でしたが、全然引っかかった印象もなく、突然泣きだしたので本当に驚きました。
そんな経験をしたので、町で自転車の後部シートから足を外に出してるお子さんを見かけると、ヒヤヒヤしてしまいます。
さて、子どもの骨折の治りは早く、3ヶ月ほどは長女と一緒に登園できることになりました。
・・・が、本人視点からすると、いつも一緒に登園して、姉の教室で過ごし、楽しむはずだったのに、「今日から末っ子ちゃんはこっちよー」と、姉の教室前を通り過ぎ、同じフロアの一番奥(3教室中3番目)の部屋へ誘導され、いつもと違う保育者が「すえっこちゃーん、よろしくね〜」と迎えるわけです。
「そうじゃない!」というのが、本人の気持ちだったのでしょう・・・・。
それから毎朝、登園すると、泣いて大暴れ・・・・。
これが、末っ子の幼稚園スタートでした。
さて、時は流れ・・・・末っ子年中の冬。
学校に行き渋り、不登校となった長男も一緒に登園していました。
そんなある日、自転車の後部座席に乗った末っ子は、自転車を漕ぐ私の服や頭をつかみ、引っ張り、後部席で(足を固定されてるので)立ったり座ったりの大暴れ・・・・。
「幼稚園に行きたくない!」「やーだー!!」と人目をはばからず叫ぶ。
安全に登園できる気がせず、車登園に。
それでも、乗せるのに苦労、降ろすのも苦労・・・・。
結果、「幼稚園、しばらく休みます」となりました。
それでも、時々は登園し、楽しむ姿もありました。
周りの友達にも助けられ、卒園式、式後の食事会も参加することができました。
・・・が、これで終わりでは無く、彼女の2022年5月現在(2024年12月現在)も進行形で続いている、不登校のスタートであります。
数年前に、末っ子と一緒にお風呂に入っていたとき、
「あのね、私はお母さんが楽しそうだったから幼稚園に行ったの。別に私は行きたくなかったの。」と末っ子が口にしまして・・・。
確かに、母のみならず、父も参加できることの多い幼稚園で、私もそこに末っ子を抱っこして参加して居ました。抱っこされながら、末っ子の目に映る私はそう見えていて、気遣って入園してくれたのか。
そりゃぁ、行きたくない所に毎日連れて行かれてたら、いつか爆発するよね。
まぁ、それとは別に、「楽しかった!」と言う時もあるので、鵜呑みにはしていませんが、理由の一つにはあるんだろうなぁ、申し訳なかったなぁ、と思うのです。
幼稚園選び・・・・
末っ子は「行きたくなかった」そうですが、長男、長女も同じ幼稚園。
正直、私は、私の好みで決めてしまっていました。
・・・が、後々いろいろ勉強したり、聞いたりすると、子どもの特性にあった園を選ぶ選び方という話を聞き・・・・・。
もし、長男の幼稚園選びで、別の園を選んでいたら・・・・?長女は?末っ子は?
たら、れば、を出したところで、我が家の状況は何一つ変わらず、むなしくなるだけですが・・・・
もしかしたら、何かが変わっていたのかもしれない。