ちいさい春みつけた♪
春が来た!
庭のヤマボウシの巣箱に今年もシジュウカラのつがいがやってきた。うっすらと空が赤みをさすと、甲高い声で鳴きはじめる。このところ小枝をくわえてせっせと巣箱に運んでいたけど、そろそろ巣作りも終えたみたい。今は抱卵時期のよう。今年もかわいい幼鳥がみられるといいな。
この前、近くの林の脇道を歩いていたら、ぎこちなく地面を歩く鳥を見かけた。大きさはヒヨドリほど。暗い緑色でもっとでっぷりしている。しばらくすると木の枝にとまるのではなく、木の幹に飛びついて、くちばしで幹をコンコンつつき始めた。
そう、この鳥は「キツツキ」。背中や羽は暗緑色、頭に赤い筋、お腹に横じまがある。「アオゲラ」のオスのようだ。
初春の朝、アオゲラは新緑がうっすらと芽生えた木々の静寂を破り、高い木のてっぺんから「ピヨー、ピヨー」とよく通る大きな声で鳴く。この声を聞くと、なんだか今日も一日がんばろうかな、って気になるんだよね。
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