脳内Tripで、休日は充実?
頭の中に空白が
生まれるように眠った朝は
遠い昨日の目覚めと接続して
1日の早さを教えてくれる
何かのために生きている
その何かの手触りはまだ、ない
◇◇◇◇◇
旅に出るための準備
空想と妄想を膨らませる
今日のうちに出発
夜風を浴びて星空を仰ぎたい
海の音も聞こえるとなお良い
港や浜辺が望ましい
朝は早く起きて
30分の読書と朝風呂に入ろう
休日の朝らしく
ご飯もいつもと趣向を変えて
日中もまた風を切るような移動と
木漏れ日の下で読書がしたい
本は可能性を教えてくれるから
完全に静止していない世界で目を通したい
◇◇◇◇◇
生き物の温もりに触れる
猫カフェや動物園、牧場など
生きとし生きるものへの敬意と
人間として生きる意義を
手を繋ぐ人がいない旅ならばこそ
一人で子供にも大人にもなる時間を送ろう
◇◇◇◇◇
お金はなるべく使わずに過ごす
カバンの中には本を2冊
スマホも本当ならば自宅でお休みさせたい
夜行バスにでも乗って
移動と夜風とを独り占めしてみようか
ポップコーン片手に
映画を見ながら寝落ちをしたい
◇◇◇◇◇
断続的に刺激を求めているものの
本当に満たされる予感はしなくて
折角の休日を楽しむ術を
理性と本能で無理に作ろうとしている
無理に何も決め込まずに
自宅でじっとしていてもいいのではないかと
思考を整理して
朝風呂と朝食があり
そしてお金をなるべく使わない
自宅という空間が
風景の変わる旅のようになれば
目的地までは徒歩0秒になる
移動時間がないのは残念だけれど
ここの楽しさはきっとあるはず
◇◇◇◇◇
まとまりも脈絡もないけれど
今日は始まり、明日も続く
この連続な流れの中で
私は私として進む
欲しいのは手触りある夢と
追い求める理想の自分イメージ
脳内だけでも
日に、旅は続いて欲しいもの