アクティビスト1

内外のアクティビストに期待

日本の株式市場がさえませんね。
20.315の保有銘柄はどれもこれも、パッとしない状況が続いています。唯一、パフォーマンスが約20%上昇していた「あおぞら銀行(8375)」も、1,000株全部、先日売却しちゃいました。
売却益は約233,000円(税引後)です。

あおぞら銀行は皆さんご存じの通り、高配当銘柄でかつ四半期ごとに配当する、日本でも数えるほどしかない優良銘柄ですね。なんでそんな銘柄を売っちゃったか?といいますと、この先、この利益に達する配当金は2年以上必要になる、だったら売却益も含めて別の高配当銘柄に乗りかえたほうが得策かも、と思ったからです。

アクティビスト3

ANAやJALの株価は結構、下がってます。楽天も出店者とのもめごとで下がってます。ファミマも24時間営業からの脱却が響いてか、下がってます。株価を観察していると「これは買いだなあ」とか「これはもう一段下がったら買おう」、「これは今買うべきではない」とか20.315なりの、いろんな読みが湧き出てきて楽しめます(笑)。

さて、そんな中、ここ最近の経済ニュースを見ていると内外のアクティビストの動きが話題になっていますね。

三陽商会(8011)がこの半月余りで株価が約25%上昇しています。同社株を5.0%保有する米RMBキャピタルが「身売り」するよう求めたことから株価が急伸しているのです(米ブルームバーグ通信)。
一方で、今や事業会社からグローバル投資会社になったソフトバンクグループが、これまたアクティビストである米エリオット・マネジメントから株主提案を受けるというニュースまで飛び込んできました。投資会社に投資会社が提案する構図――。

2月12日の孫さんの第3四半期決算の動画を見ましたが、何となくポール・シンガー(エリオット創業者)さんの動きに対してはよく思ってないんだろうなあ、と20.315は感じました。さあ、どちらが、マウント取れるでしょう・・・。

アクティビスト2

高配当銘柄で名を馳せた(過去形)日産ですが、とうとう無配になりました。つられて、ルノーも一気に厳しい状況になっています。大株主ルノーの利益は日産の高配当に支えられていたのですから無理もありません。一説には無配にして、ルノーが自ら遠ざかるのを待つのでは?との観測もありますが、それにしても、業績低下に歯止めがかからず、かつ今回の新型肺炎が打撃になり、もしかしたら・・・次の自動車業界再編が始まるか!?とも思ってしまいます。

それにしても、東芝さんがまた相場終了後に子会社の損失を発表しました。東芝機械さんの動向も気になります。やっぱり、村上さんの出番じゃないかと思ってしまいますよ、これじゃ。
東芝の株価は3,500円前後で膠着していますが、20.315的には3,000円を切ったら買ってもいいかなと思っております。
買う、とはいってませんよ、念のため。

※投資は自己判断でお願いします。20.315はいかなる責任も負いません。
※写真はいずれも本文とは関係ありません。
※冒頭写真は”世界の憂鬱 海外・韓国の反応”から。株価下落による中国人投資家の気の毒な表情です。20.315じゃありません。中段写真は”キニナル”から。下段写真は”Maux d`hommes”から。

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