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「時間があれば行く」英語と中国語一今日の語学ノート2024.10.22

「時間があれば行く」を英語にすると、2つの可能性がある。

時間があるかどうかまだわからないので、「時間があれば行きます」という場合
I will go if I have time.

実際には時間がなくて行けない、「時間があれば行くんだけど、(ないからいけない)」という場合
I would go if I had time.

YouTubeニック式英会話より

ニックさんの動画、説明もわかりやすくて好きなんだけど、こういうのを見てると、英語と時制って切り離せないんだなと思う。
こうやって時制を利用して、実際じゃないかどうか(どこかで現実との距離が遠いから過去形を使うと読んだことがある気がする)も表せるんだから。

英語に長くたずさわってる人たちからしたら、そんなの当たり前でしょ!と思われるかもしれないけど、まだまだ英語の入り口にいる私には慣れないところだ。

英語の時制はかなり厳密な使われ方をするし、単語の形も変わるという特徴があるけど、中国語は時制の表し方が英語と全然違うから、それも私にとっては混乱ポイントかもしれない。
中国語は時々、時相(アスペクト)はあるけど、時制(テンス)はないって言われることもあるんだけど、どうなんだろう?
専門家でもなんでもない私の考えとしては、現在過去未来という時制的な概念はもちろんあるけど、それに特化した文法体系がないということだと思っている。
合ってるかな?


如果我有時間就(會)去。

「時間があれば行く」を中国語で言うとこうなる。この部分だけだと日本語と同じで時間がある可能性があるのか、現実でないことを仮定で言っているのかわからない。
日本語だったら、
「時間があれば行きますね」
「時間があれば行くんですけど...」
と語尾を変えるとどちらであるか伝わると思う。
中国語だったら、「如果我有時間就(會)去」に続けて、
其實我沒有時間。(実は時間がなくて)
可惜我有點忙。(残念だけどちょっと忙しくて)
など具体的な言い訳を入れると現実ではない仮定をしたことが伝わるのではないかな?
ただ日本語も中国語も英語と違って、話し手は「時間があれば行く」の部分では何も区別しておらず、他で補って自分の意図を伝えているんだと思う。

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