鳥取大山登山旅行記~妖怪もちょっとだけ~その7
旅の始まりはこちら↓
2019年8月10日
午前5:00頃に目が覚めた。外はまだ薄暗く、ひぐらしの鳴く声が聞こえる。せっかくなので起き出し、大山寺まで行ってきた。
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石段の一段一段が高い。昨日の登山道もそうだが、大山にある階段はカラス天狗用に作られているのではないか。
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寂れぎみの門前町で、アウトドア用品店の「モンベル」だけが東京・表参道のような雰囲気を出しており、笑ってしまう。
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ホテルの入口にはカブトムシの入った虫カゴがある。子供の頃、近所に住む幼なじみは夏になると両親の田舎へ行き、カブトムシを捕まえて帰ってきた。私の親は東京生まれで、帰省するという経験がなかったから、幼なじみが羨ましかった。
カブトムシはみな元気に暴れたり蜜を舐めたりしていた。
朝食後、荷物を整理して部屋を出た。フロントでタクシーを呼んでもらったところ、30分かかると言われた。この待ち時間も考えて予定を組まなければいけないなと思う。
このホテルはカブトムシだけでなく、掃除機のルンバも飼っている。しわの寄ったマットに立往生するルンバを助けたりしていたら、すぐに30分経ち、タクシーが来た。
ホテル大山しろがねは従業員さんたちが明るく親切で、3日間快適に過ごせた。
ありがとうございました!
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