見出し画像

現代新築建築へのアプローチ 過去の内容では通用しなくなった。

土地の高騰、建築費の高騰、もはや新築RCやAPの土地から建設の取り組み方は
ずいぶん変わってきてしまいました。
無論、難しい土地を格安で購入したり、土地を特別な手段、方法で購入できたり、建築自体に経験があり、他社よりも費用を抑えて作ることができる人
特別な構成、デザインなどで実績が数多く残せている人たちなどは
家賃を自分で調整したりと、今でも自由度のある新築開発ができることは
間違いではありません。

しかしそれらは一般の不動産投資家では無理な世界のお話に聞こえると思います。
宅建業も必要、建築士、建築に関わる事業の経験までも全て必要になるような
バックボーンも必要なのです。

新築は特別なものを作るという行動に移行せめばならない。

土地が平坦じゃないから造成費用がかかるという、世間の言葉を鵜呑みにする人は一生勝てません。

現代建築に等しい、時代を感じさせないような配色やデザインを有した
特別な開発こそ、今後の新築開発において重要度を増すと師匠と出会った7年以上前から感じています。
そこから僕が師匠と作ってきたもの、僕自身が手掛けてきたもの全ては、作るたびに反省すべき点、進化できる可能性を追求し他者には作れない物件を数多く手掛けてきました。

今スケッチしている来年あたりに着工予定の新築RC計画案。これは僕の構想を具現化した一部の作品


過去から作られてきた工務店や、ゼネコンが作る物件は、進歩も進化もありません。いかに安く作るか、デザインを素人目に分からないように収めるかなど、
真の意味で住む人を意識した物件づくりを行なっている会社は、ほぼ存在しないでしょう。

だからこそ、普遍的であり、差別化を見ただけで認識され、深層心理に影響する
そんな建築開発は必要ではないかと、今だから強く感じています。
それは利回りではなく、永続性、持続性を意味しています。
退去や回転数を考えないくせに、原状回復費用などを考える順番のおかしい
不動産投資家が99%以上の世界で、如何に長く住んでいただけるか、
それはどんな人格で人生を歩んできた人、そしてその人たちの一時の人生に
どれだけ建設した環境が影響を及ぼすのかを考えた際に、僕と師匠だけは
すでに答えが見えています。

それは普遍的であることなのです。

利回りはNot、追求は永続的価値

2011年師匠作 木造2LDK5世帯アパート 

時代を超える、永続的開発とは、デザインのベースにある、理念なのです。
開発行為、デザイン、構成に理念がある不動産投資家はほぼ見たことがありません。
建設する人ですらほぼいません。 皆コスト重視、その時の派手さ、見栄え重視です。
その物件が数十年とその地域で活躍することを想定した開発主眼を持つこと自体は
もはや建築家しか持ち合わせていません。(といってもマンション、アパート主体の建築家も持ち合わせていないでしょう)

だからこそ、作品としての価値を作ることに、デザインのベースとなる理念が必要になってきます。そこから、真に必要な地域への影響やデザインが生まれ、形作られてくるものが、非常に強い価値を生んでいます。

上記の師匠の物件は、お知り合いの方がオーナーさんですが、家賃は全く下がらず、入居待ちの状態。私の物件と同じことが起こり続けています。

価値造りを意識した不動産投資家は利回りを語らない。

2013年完成の師匠の作品 時が経ってもその普遍的な価値の高さは空気感となって地域の価値につながっています。

僕や師匠は、利回りや、借入額、家賃収入がいくらあって、どれだけCFが残っているかなど一切関係がありません。
物件、建設した環境がどのように維持管理されていることで、どんなパフォーマンスを発揮しているかを相互に確認したり、未来の建築、開発に対しての意見を常に出し合っています。そして、進化し続けていることにより、高い次元の家賃であっても、無理に新築などは満室にせず、人を選び、納得ゆくまで面談を行い
作品にあった人を呼び込むための、様々な取り組みを行なっています。

すぐに満室にしたがるような投資家になっては自分の価値を下げてしまうと
僕らは認識しています。当然支払いなどがあることから、すべての人には理解は不可能でしょうが、作られた環境が継続的、永続的に価値を持ち続けるためには、
住む人ですら教育したり、地域にとってふさわしいかどうかまでが重要となっています。

だからこそ、利回りなどどうでもよく、金融機関と練系連動、意思疎通がしっかり取れていること、実績を出し続け、古くとも新しくとも、僕らが作る環境、建築が地域や、業界に認められることで、敵がいなくなってしまう状態になって行ったのです。

レベルの低い投資家こそ、何棟持っているのか?総投資額はいくらかなど、数字比べをしたがります。 上には上がいます。たった3年で200億借りた投資家も知り合いにいます、その人はもはや数字ではなく、自分の生き様を意識しています。
そのように、歩みを如何に自分の人生や事業に反映するかに、真の投資家、事業家は目指してゆくものなのだなと近頃は多く感じています。


今まだ若い人たちが、若くしてリタイアしたとか、物件を数年でたくさん買ったとかいっている話が、申し訳ないけど、ちゃんちゃらおかしく聞こえてしまいます。
そのような人たちの記事やブログは、中身がなく、薄っぺらいものしかありません。それが言葉で出てしまっているから、人間の厚み経験もわかってしまいますね。

そういう人たちって、真のバックボーンや、物語を詳しく語らないもの。世間には言えないことが多い人が沢山います。親が金持ちとか、土地があるとか云々・・ 持たざる投資家はそういう人が嫌いなんですよね、残念だけど

だけども僕は思います、人それぞれのステージや生まれてきた環境が違うんです。
だから比較や批判や思い考えは違って当然。だけど薄っぺらい話だけは人間性が透けて見えてしまうので、どちらかというと嫌いです💦

厳しいような苦言のようなことを書いていますが
新築を簡単に取り組んで利回りがどうこう、、、いっている人たちの
未来を僕は悲観はしていません。

むしろ、人間は誰しも同じ人はいません。
だからこそ、自分らしい不動産を活かした仕事、建築の勉強
大きなことを一切言わずに、直向きにたくさんの行動を行える人
そして一歩ずつ自分らしいモノづくりができるように
生き方を不動産で表現できるような方こそ、不動産業会には必要ではないかと
強く思っています。


サポートをいただける皆様には、質問や、思い、ご希望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。 ブログ記事、何らかのサポートを検討したいと思います。まずはご希望をお聞かせください。今後もよろしくお願いいたします。