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不動産投資家と事業家の違い。 投資家を極める人、事業家として進む人。 目指す境地の違いがある。

2013年から不動産投資を開始した僕自身として、2016年までは、世間の不動産投資家と同じような価値観を持っていたと思います。

しかし、2016年4月の地震被害による、大きな影響を受けまして、
心理的な転換を意識したことから
それ以後、大多数と大きく異なる思考、視点を持ち合わせ、事業として取り組む意思を強めました。

そんな僕は、不動産投資家から脱却し、事業家として、現在、独自の経験と歩みを行なっています。

詳しくは以下の記事をご覧くださりますと、投資家から事業家へ舵を切った理由と内容がご理解いただけると思います。

その後、2019年以降は、金融機関からは、不動産賃貸事業者としてではなく、事業家としてみられるようになったことで、実例や前例などがないような、事業の組み立てを行なった新築建設を多数経験してきました。
(家賃相場や需要など関係のない、独自事業の見立てや組み立て)

また、賃貸事業だけでは借入できないような融資
いわゆる運転資金なども、事業に対して理解をいただけるようにもなった結果であると、常々感じています。

その背景として個人的な話ですが、
ただの賃貸事業用物件を作ってきたわけではなく、
影響を生むの為の開発や、施設運営などを通して、地域への価値づくりに対しても取り組んできた実績が数多く挙げられます。

・政財界の方々が愛読される情報誌への継続的掲載
・市町村の発行する資料への事業掲載
・教育委員会後援の小学校教材への事業掲載
・多数のテレビ、ラジオ、ネット媒体の取材
・地域自治体と共同で運営するイベント企画、支援
・自社で運営する施設のイベント企画、運営
・行政機関の開発における相談(2市町村)
・全国市長会会報誌への写真や記事掲載
・信用金庫、信用組合の理事長面談、多数の弊社訪問
・福岡大手銀行の役員の方々との面談
・金融機関内部の勉強会へのお誘い
・福岡大手ゼネコン全社員向けの勉強会
・福岡最大手の投資系不動産会社からの相談

などなど、多数の事業者としてのアクティビティも、その実績として構築されています。

一般の不動産投資家では、このような実績は積めないものだと認識しています。
これは事業家として認められる事業実績の賜物であると考えています。

不動産開発といえばそれまでですが、弊社は独自価値を不動産で表現することがビジョンであることが大きな違い。

不動産投資家という事業を極める人と、事業家として活動が広がる人。


僕が不動産投資を志して、来月で丁度10年になりますが
10年以上成長、今も尚、歩みを行なっておられる著名投資家さんは
僕の親しい人に限らず、ネット上でも大勢見かけるようになりました

また、不動産投資家としての事業規模が大きい人で10年で、100億円程度
不動産投資家から、事業家として多角経営化した方々では150億円以上の方もおられ、事業規模額(借入額)では図ることは出来ませんが
それぞれの歩みも価値観も、全く違ったものとなっています。
(思考も、中身も違った世界観を持たれています)

札幌のスーパーカー大家としても著名な、佐藤元春さん。サ高住、ホテル、輸入カーディーラー、レーシングチーム運営など、不動産投資家から、多角経営化を実現された方☺️

不動産投資家を極める方としては、同じく札幌の極東船長さんも代表する方ですが
未だ現役で不動産投資一本で、まだまだ行けるところまで行く様相ですね。
僕個人的には、本当に、圧倒される人生の先輩でありますが、
道東から、札幌の中心部に高層マンションを建て、自宅化するなど
夢を持って実現するという側面で、過去嫉妬する気持ちを抱いた方でもあります😅

2019年、僕の事務所に遊びきいきてくださった時の模様☺️

どちらの経営も、やはりビジョンがとても重要であり、
日々、思考と行動を繰り返すことだけではなく、情報、人生、環境、展望などを
常に意識されていることは、重要であります。

しかしながら、不動産投資家を極める方々を様々と思っていたのですが
やはり個人のゴールを強く意識している方が多いと、僕は感じています。
何歳まで働き、月CF何百万、将来の住まい、環境を意識するという感じでしょうか。

その内容に対して、不動産投資を経験された事業家の方々は、
商いのセンスを磨いておられ、必要と感じる事業を取り入れたり、推進したりと
多角化してゆくのは当然であると考えますし、ゴールの範囲が壮大であると思えます。

どちらも、生涯現役の方も多いと感じますが、不動産投資家を追求する方、事業家の方とはビジョンが全く違っており
僕自身も、事業家としての想いが強くなってきていることは事実。


2019年自社開発物件の入居促進プログラム発表時の模様。独自の入居促進手法を持つことは、事業として捉えた結果の活動でした。

不動産投資は険しい状況にある。 事業家は攻めがいがある情勢にある。

どちらの考え、思いも理解できる、今の僕の状況からしますと、不動産投資を極める方にとっては、現在は険しい状況だと感じます。
建設、物件、土地の高騰、金融機関の自己資金割合の増大などが原因です。
利回りという、リターンの指標が一つ大きいキーポイントになるため、
誰でも何でも利回りという世界だけに、そこを無視できないのは、不動産投資家の基本となります。

しかし一部の不動産投資家はそれが全てではありません。
保有物件を売却し、キャッシュを得て、より価値の高い資産へと入れ替えを行う際
利回りを無視する方も大勢おられます。
(売却益も不動産のおかげですから、その資金を全額投下したとして、
融資利回りで、事業を推し量る、目利きの高い方も存在します)

この考えは、一般の不動産投資家からすると理解し難いかもしれませんが
著名投資家の沢さんも同じ価値観を持たれています。
僕自身もマンションなどの建設においては、同じ価値観です。


また、事業家としては、不動産から得られる収益が基礎にあるからこそ
他の事業の借入を行ったとしても、生活や、収益的余力があるため、不動産だけではないからこそ、攻めの姿勢で多角経営での実績向上と収益向上に努力されておられる方も多くいると考えます。

ホテル、物販などの小売業、アパレル、飲食、様々な業種に
現在の不動産収益事業をベースに、打って出ることは、本当に容易になっていますから、オロゴンさんのような活動も可能になるのは理解できるところです。
(そのような収益基礎があるから、金融機関は余力と見る)

不動産以外のビジネスにおいては、当然ながら意味のある活動であることと同時に
経営者が興味があること、それら事業に関連があることが重要ですが
無関係な事業を行うに際には、接点や、その事業を行うことになるきっかけは
必要であります。

その理由は、意味を金融機関は重要視するからです。
これまで貸し出しを行っていた金融機関においては、
不動産収益を、他事業に流用を恐れるからであり、不動産投資家から、事業家へ歩む際に、説明義務はしっかり果たすことが望まれます。


総じて、現在は、不動産融資は厳しめ。
そして、その他事業に対しては、積極的な貸し出しを行っているからこそ
不動産をベースに多角経営家する事業家は現在は攻めどきであると感じています。

ここには、宅地建物取引事業は、多角経営としては含まれませんので、あしからず☺️

今後の弊社も多角化する可能性を秘めています。

僕の事業は、既に不動産を超えたものとなっているため
冒頭に記したような、多くの事業実績や、活動実績としての評価が積み上がってきています。

今後、僕のビジネスはどのような歩みを行うのか
不動産を活かした、別事業になるのか、
それとも、ブランドビジネスへと進化するのか
そのあたりは、1年後にはある程度見える状態ではないかと考えます☺️



不動産投資家も、いづれは、自分の理想とする何かを見つけて
事業へ邁進できる準備を、不動産投資を通して行って欲しいものです。
不動産投資家を追求するもよし、将来、自分のビジネスマインドを発見した際には
ぜひ取り組んで欲しいと思います☺️


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