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こころに寄り添う心理カウンセラーとして…

人生脚本 2

人生脚本とは無意識のうちに繰り返してしまう人生パターンのことをいい、育ってきた環境や親の影響によるに価値観がベースになっています。

人生脚本は書き換えることが出来ます。ただし幼少期に形成された価値観が影響しているので、容易に書き換えられるものではありません。
ひとりで考えて変えていくことはなかなか難しいこともあるので、カウンセラーと一緒に取り組むことをお勧めします。

まずは人生脚本の存在を肯定します。
現在の自分に望ましくない結果を生み出しているとしても、幼少期の自分は否定しません。すべてがあなたなのです。
ゆっくり時間をかけて幼少期の記憶をたどっていきます。そのとき人生脚本の元となった大人たちとの関係についてお聴きします。
その中で禁止令に気付いていくこともあるでしょう。
ご自身でネックとなっている価値観に気付くと、自分の事を好きになれない価値観は、緩めていきます。

「完璧でなければならない」⇒「完璧であった方が良い」

その後は、自分はどう生きたいか?
しっかり見つめることも大切です。

ただし、ネックとなっている価値観は、そうする必要があって身についたものです。
「感情を出してはいけない」と思わないと生きていけない環境だったり、「みんなと仲良くしないといけない」とその場を生きるために身についた価値観です。
人生脚本と向き合うことは、そうせざるを得なかった生き方を見つめ直し、より幸せに生きていくためのきっかけになるでしょう。

「自分の人生」というドラマの主人公はあなた自身ですが、そのドラマが有意義に価値のあるものになるか、そうでないかは自分自身の選択で変わってきます。
誰のドラマも最初は、自分の身近な人が書いた脚本で始まりますが、その脚本どおりに生きていくか、自分で新しい道を選ぶかは自分で決めることができます。


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