愛知県ユニセフ協会設立1周年
日進市で愛知県ユニセフ協会設立1周年イベント開催
日進市で愛知県ユニセフ協会設立1周年イベントが開催されました。
私が設立時から監事を務める団体のイベントということもあり、基調講演に参加してきました。
https://unicef-aichi.jp/2023/12/06/post-3806/
日進市で開催された理由~こどもの権利条例が参加型でいち早く制定された市
会長から、日進市で開催された理由として、愛知県内でいち早く「こどもの権利条例」を制定して、こどもの権利を大事にしている市であること、ユニセフの活動に市を上げて取り組んでいるとのご説明がありました。
来賓の市長からも、「こどもの権利条例」についての言及があったうえで、「条例を制定したが、まだできていないこともある」とか、ふるさと納税や寄付文化についても触れていました。
日進市のこどもの権利条例は市民参加型で作られており、その時の参加者がいまもいろいろなカタチで日進市の子どもの権利促進に関わっています。
条例ができることがゴールでなく、そのプロセス、条例があることを背景に物事を進めていくのは重要だと感じた場面でした。
絶対的貧困と相対的貧困
講演は、日本の貧困問題について、世界のデータと比較しながらわかりやすく説明していただきました。
日本は国際比較してもよい状況にはないこと、
愛知県は他都道府県と比較するとこどもの貧困率は低いが、
こどもの貧困が減ることとみつけにくくなるという課題もある。
というおはなしが印象的でした。
また、絶対的貧困と相対的貧困についても、最初にご説明いただいたものが、あとでも考えるうえでの軸として活きていました。