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クラス昇降はなくともサピの復習テストはなぜ受けるべきなのか。その3つの理由

今日は4年生3月度復習テストを振り返りつつ、サピックスの復習テストへの向き合い方について書いていきたいと思います。3月復習テストより、初めて理科と社会を含む4教科でのテストになります。

3月度復習テスト<4年生>

実施日2019年3月22・26日 受験者数6347

算数:偏差値45.7(得点92点、平均101点/150点満点)
国語:偏差値45.8(得点90点、平均98点/150点満点)
理科:偏差値47.4(得点73点、平均76.5点/100点満点)
社会:偏差値56.3(得点78点、平均66.6点/100点満点)
4教科合計:偏差値48.4(得点333点、平均342.2点/500点満点)

4教科になって苦労する子としない子がいるかと思いますが、息子はどちらかというと苦労しない方だったと思います。というのも、単純な暗記ものが得意というのも理由の1つだと思います。
そして、初めて56.3という偏差値を見ることができました!
社会のおかけでなんとか40代後半の偏差値に。ありがとう社会。

算数

算数では、「植木算」と「場合の数」が足を引っ張っているのですが、恐ろしいことにこれは6年まで続くことになります。(具体的には「植木算」はその後克服するのですが、「場合の数」は受験当日まで苦手分野でした)

苦手なことを1つもなくすというのは無理な話なのですが、おそらく4年生の時に苦手なものというのは、後々尾を引くことが多いということは親として覚えておいた方がいいと思います。

国語

国語は、相変わらず語彙力が少ないので、「慣用句」「ことわざ」などはまだまだこの時には追いついていない様子。その割には説明文の読解がしっかり取れていたのが驚きでした。

裏を返すと物語文の読解については、これまた6年生になるまで苦手を引きずることになります。とはいえ、この時期は、「漢字だけは間違えないようにしよう」「範囲の文法や言葉ナビはしっかりやろう」ということを徹底しました。

サピックスの復習テストを受けた方がいい理由

さて、サピックスの復習テストはクラス昇降がありません。まだ、この時期は子どももよくわかってないので、親に言われれば何も考えずに受けると思いますが、そのうち塾の友だちや先生などから聞いて、その意味を知ることとなります。

すると決まって、「復習テスト、受けたくない」と言うようになります。
「だって、クラス上がったり下がったりしないんでしょ?」と。それでも、我が家は復習テストを受けなかったことは1度もありませんでした。

その理由は3つです。

【1】単元の理解度の確認
復習テストを受けないと、直近1ヶ月くらいの単元が理解できているのかどうかの確認ができません。今回の「植木算」「場合の数」のように、なんとなくできないことはわかっていても、どれくらいできていないのかの現状把握は、復習テストを受けないとわかりません。

【2】テスト慣れのため
「家でやるとできるのに、テストだとできない」というお子さんもいるのではないでしょうか? 子ども多かれ少なかれテストのときには緊張するものです。今から少しずつ慣らしていくつもりで、復習テストも毎回受けるようにしましょう。毎月のようにあるので、ある程度は慣れていくと思います。

また、「クラスの昇降がかかっていない復習テストなら伸び伸びできた!」ということであれば、もしかしたら、学力はついてきているけど、メンタルが弱いことがわかります。

【3】テストでチャレンジができる
クラスの昇降がないのであれば、思い切ったチャレンジもできます。

例えば、算数の場合は、2月の勝者方式で大問1〜4までに絞って解く(大問5〜7は捨てる)。ちなみに大問1〜4まで全問正解で100点なので、ちょうど平均点になります。

国語の場合は、読解は物語文と説明文があったら、得意な方から解いてみる。または、記述は時間が余ったら書く。などもいいかもしれません。

それぞれの親子で、復習テストならではの対策を考えてみるのもおすすめです。

次回は、4月マンスリー確認テストについてお話しします。


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