![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92328548/rectangle_large_type_2_b86705f68aa5e0cf127bf35d3afc570a.png?width=1200)
愛するおかあさんへ
おかあさん、もうがんばらなくていいよ。
しっかりしてそうに見える人も
いや、しっかりしてそうな人ほど
中身いいかげんみたいよ。
だって、おかあさんのこと、
きちんとした親御さん、って向こうの
おかあさん言われてたよ。
ふふ。おかあさん、うまく擬態しすぎよ。
私はね、家でのおかあさんがだいすきよ。
口がくさいの気にしてて、
外で無口になっちゃう。
あのね。口くさい人いっぱいいるよ。
おデブなの気にしてるでしょ。
私ね、おかあさんの妖怪みたいなシルエット
すきだった。←
ほんとは友達ほしいでしょ。
おかあさんの友達のハードルが高すぎるだけでね、おかあさんのこと、友達って思ってる人、
たくさんいるよ。
昔の写真でさ、
「ほくそ笑む〇〇子」って友達に言われたやつ。
その友達、ぜったいおかあさんのこと大好きだよね。おかあさんはきらいそうだけど←
つらいとき、かなしいとき、
おかあさんがたまーに駆けつけてくれた。
(マジで対外的にやばいときだけ)
要求がなかなか通らなかったけれど
交渉術を覚えたよ←
たまに嘘もつくけれど、(嘘ついてる自覚あるかね?妄想ばあちゃんになってんぞ←
必死になって苦手だって思ってることを
私のためにやってくれて嬉しかった。
(私がお膳立てめっちゃした後だったけどね←
おかあさんが天才すぎて、
凡人の私は、おかあさんがきちんとわたしを振り返って見ていてくれたことを
気づかなかったよ。
(綺麗事にしようとしたけど、ただの育児放棄←
親も完璧じゃなくていいのよ。
大人だからって完璧になれるわけないのよ。
(将来の自分への免罪符←
もうね、声をあげて泣かなくても、
心配すんなって言っても、勝手に心配してくれる
家族を自分で見つけたから
おかあさんはこれからは
自分の人生を生きてください。
あなたは立派じゃないです。
けっこう自由にやってます。
苦労は実はそんなにしてねぇから、
悲劇のヒロインぶって同じ話
何回も子どもに聞かせんな。
孫にしたらぶっとばすぞ←
でもね、
私はねお母さんが恥だと思ってね、
必死に隠している部分がね、
すきで好きで大好きで
みんなに自慢してまわりたいの。
こんなくそオモロイばあちゃんほかにいない。
突然踊り出したり、変な替え歌作ったり、
変な話作ったり、、(あれ?これ4才の息子と一緒やん。←
おかあさんと遊ぶのたのしいからさ、
また本気で相手してよね。