展示感想: ただあやの展 「隣星の虚」gallery Face to Face
ただあやの展「隣星の虚」行ってきました。
これまでのたださんの作品の印象は、絵に描かれた心象風景を、遠くからながめているようでした。
今回、絵の世界が、まるで、わたしたちがそこにいるかのように急に広がってきたようです。
彼女の作品は、青が基調で、ひののぼる直前の未明という言い方が、しっくりきます。
それでも、背景のグラデーションが、時の揺らぎを伝えてくれるようで、今から、今でない時への期待を抱かせてくれます。
そこに明るさ、もしくは自分達も訪ねていけるかのような気にさせてくれます。
つい、隣星になれるような想いを抱かせてくれます。日曜日までです。たださんの新しい境地に足を運んでください。