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表現再考:夏入、安居の始まり、旧暦四月十六日(5月23日)
古典の世界では、夏安居(ゲアンゴ)というのがありますが、これは、四月十六日から、遊行していた僧侶が、外出せずに集まって修行することです。
日にちだけで見ると、そうなんだという感じなんですが、旧暦で見ると夏至の前の月である四月の満月の翌日からということになります。
昔は、腕時計やカレンダーなんかはなかったですから、坊さんは、夜の月を見ながらお寺や僧房へと向かったのでしょう。
カラダで確かめては日々を営んでいたことにあらためて驚きます。