
展示感想:岳画廊『武田州左展』
国立の岳画廊で開催中の武田州佐展に行ってきました。
昨年の展示では虚空の中の力のテンションと、その中での生命の力動を思わせる、円弧と発生、伸長というものを感じていました。

今年の作品は、鋭角にぶつかる、もしくは方向を転換する印象を受ける作品が多かったです。潮流や生命が、ぶつかり合う、そんな葛藤的、弁証法的ともいえるような感じが強かったです。

同じ作家を、継続してみることは、興味深いものと出会えることでもあると思います。
今回の展示は29日までの予定だと思います。まだ、時間ありますので、興味のある方はどうぞ。
日本画は、写真と直接見た時、受け取りものがかなり違いますから、可能な方は直接、絵に接するといいかと思います。