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画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(62)

木版画は、学校の美術で取り上げられやすい手法ですが、黒のインクのモノトーンがみな記憶にあるでしょう。

浮世絵ではないですが、一枚の版木をもとに、何色も重ねる多色刷りもあります。むしろ、それが多いともいえます。

ついつい、ふーん、版画かと、通り過ぎてしまいやすいのですが、さまざまな色をいかに配置し、重ねるか、独自の作業形態があります。

塩田裕二郎さんの熟練の技には、感服しました。


色彩のコラグラフともいえるかもしれません。

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