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展示感想:金巻芳俊作品集出版記念展 「タメンタヒ」 FUMA Contemporary Tokyo
FUMA Contemporary Tokyo 金巻芳俊作品集出版記念展 「タメンタヒ」行ってきました。
今回は、金巻芳俊作品集 「タメンタヒ」の出版記念ですが、金巻さんの宿願も叶ったようです。
作品は、隙を見せないような完成度の高いものでした。
金巻さんの作品を直接みるのは久しぶりですが、これまでより、彩色が強くなった感じでした。
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僕は金巻さんの女性像の足元を割と気にしています。移り変わる表情を表す彼女達のスタンス、そこに、作品の主題が表れているように思ってます。
ひとりの貴女を前にして、その人に吸い込まれるようなこちらの主観の表現でもあります。
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今回の作品群を見て感じたのは、自分の想いにひきつけた印象から、少し離れた感じで、より対象として眺めるような印象でした。
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敢えて表現すれば、こころ惹かれる貴女から、息子のガールフレンドのあの娘に、移り変わったような感じです。
時のもたらすアンビバレント、そんなことを勝手に考えたりもしました。「タメンタヒ」も販売していますよ。
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