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表現再考:冬至
今日は冬至です。陰の極です。冬至、夏至、春分、秋分を基軸に一年が数えられています。
陰陽の陽は、軽い、広がる、上昇する、そんな性質で、簡単にいえば、水が温められて、蒸発して、湯気のように昇っていくという感じです。
そして、陰は、重い、集まる、沈むそういう性質で、大気の水分が、集まって水滴となり、雨や雪という形となって降り落ちてくるという感じです。陽の力で広がったモノや気が、形を成していく、それが陰です。
冬至、冬というのは、来たる季節に活動をするために溜め込む季節ともいえるのでしょう。
和菓子も冬の意匠となり、近くの和菓子屋で、柚子の上生菓子を買ってきました。