表現再考:春の訪れを知り、時を告げる鶏も子を生し始める
今日は、大寒の末候、鶏始乳、にわとりはじめてとやにつくです。ついに、冬も最後の候になりました。
これは、春の訪れをしり、時を告げる鶏も、卵を産み育て始めるという意味のようです。
七十二候は、自然の風物が多いですが、野鳥でなく鶏というのも、それだけ身近な自然であったというとでしょうか。
でも、鶏というのは、家畜ではありますが、実際の彼を想い出すと、自然の本能を忘れてないと言いたくなるくらい、獰猛な性質を残しているようにおもっています。人間なんて、そんなもの知らんとばかりに闊歩する鶏も微笑ましいですよね。
時を告げる鳥の話を最後にして、もうすぐ立春です。