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展示感想:ただあやの展『Boundaries』ヨロコビto
ただあやの展『Boundaries』行ってきました。境界、うちとそとを意匠とした展示でした。
自分の中で交錯する自分と自分でないものそのゆらめき。
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と、口にしても、自分は、どこまでが自分由来なのか、自分でないものに自分はないのか。
それをミツメルには、時に耳を塞いであらわれる静かなときや目をくらませることのない場所が必要なのかもしれません。
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今回は、焼き物や錫の鋳造によるレリーフなど立体作品が交えられています。
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錫によるレリーフに僅かに色をつけた油性絵の具を施していて、まるで、人肌のぬくもりのようでもありました。
物というのは、それを手にするとき、余計なことを考えずにすむことがあります。
レリーフは、イコンのように、自分と出会う法具の一種かもしれません。
あと数日ですが、興味があれば。