画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(47)
今井町に訪れたのは、そもそも、今井文庫に行くためでした。
今井文庫は、「就労継続支援B型事業こうぼ」が、運営している、コミュニティ&ブックカフェ で、地域に根差した居場所をめざしています。
今井町は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、今井文庫は、その今井町の造り醤油屋さんの恒岡醤油さんの建物を活用した場所です。
思想の科学研究会の会員の上田琢也さんが、面白そうなことをやられているとのことで、京都散策のついでに寄ってみました。
作業所の作品を中心に、さまざまな作品が売られていました。
また、カフェスペースも展開していて、そこには、いろいろな本も並んでいました。鶴見俊輔さんを中心とする棚もあり、そこをきっかけにいろいろな出会いもあるようです。
京都から離れているせいもあるのか、観光客でごったがえしているようでもありません。
楽しいひとときでした。