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Voicy FES 2024を聴いて
こんにちは!今日のnoteは2024 Voicy FESに関して書いてみたいと思います。
Voicy FESは、私がVoicyと遭遇して以来、毎年聴かせていただいている年1回の音声フェスです。いろんなパーソナリティーさん同士の対談が聞けて、かつ学びの多い内容でいつも楽しみにしているんですよね。
ただ、最近のVoicyは以前からだいぶ様相が変わりつつあるようにもなんとなく感じる場面も多かった。これは、おそらくVoicyさん自身も感じられていることだろうと思いますし、パーソナリティー、リスナーさんも多分同じなんだろうなと想像します。
それもあってか、今年のテーマは「千変万化」。このタイトルを見たときにとっても腑に落ちた感じがしたんですよね。
振り返ってみても、2024年という年は、社会、組織、そして個人にとっても変化が人一倍大きかった、まさに千変万化な年だったなと。
実際Voicyフェス自体も例年の10月から11月開催に変更され、ライブ配信から収録へと変化した。社会や政治についても様々なイレギュラーな出来事が発生し、それに人々は振り回された。昨今の気候変動を見ていても、千変万化を感じずにはいられない状況ですよね。
そんな中で開催されたVoicyフェス。私自身色々と感じることも多かったので、そのまとめを書いてみたいと思います。
Voicyは"学びの場"から"居場所"へと変わりつつある
最初に感じたのはこのことです。まだ全てを聴けたわけではないのですが、率直に私が感じたのは、これまでのVoicyフェスと比べ「『はじめまして』でない対談が増えたな」ということでした。
今までのVoicyフェスなら、初対談、または異例な組み合わせによるセッションが大半を締めていたように思います。しかし、今回のフェスでは、むしろ今までから繋がりや交流のあったパーソナリティー同士の対談が多かったように感じました。(もちろん全てがそうだったわけではなく、「はじめまして」なものもありましたが。)
そのような状況もあって、昨年までと比較してとてもリラックスした雰囲気のセッションが多かったように思います。会話によるケミストリーという観点からは少し物足りなさを感じましたが、とにかく知った者同士の対話なので、リスナー側もリラックスして聴けるというか、なんというか。そういった心が落ち着く対談が多かったなという印象でした。
世の中の千変万化な状況とは対照的に、キャンプファイアーというか、こう変わりつつある自然の中で行われる今も昔も変わらないそこにある薪と炎、そして人といった感じで、やっぱり人間にとって大事なのは、今も昔も変わらない暖かさを兼ねた"灯火"なのだなと感じます。
コンテンツは"取り入れる"から"受け入れる"へ
これは私自身の変化もあるのかもしれませんが、コンテンツに対する考え方も今回のVoicyフェスでは変わったように思います。
この章のタイトルにも書いたように対談で聞いたTipsを"取り入れる"といった考え方から、たとえ自分の中で賛否両論あれど、そのすべてを"受け入れる"といったスタンスに変わってきたなと。
私自身、昨年までのVoicyフェスは、「何か学びを得てやろう」「少なくともお金を払った分の元が取れるくらいはTipsを得よう」と思って聞いていたのですが、今年はなぜか自然と最初から「学びたい」ではなく、「ここに戻ってきたい」といった感覚だったんですよね。別に何も学びが得られなかったとしても、フェスに参加していることそのものが尊いんだと。
多分これって、音楽フェスなんかでも同じことが言えるんじゃないかな?って思います。最初は「お気に入りのアーティストが出るから行こう!」って思って出掛ける。そのアーティストのステージに浸りたいから早めから前方に行って、ライブが始まったら熱狂みたいな。
でも何年も音楽フェスに行っている人って、多分楽しみ方が変わってくるんじゃないかな?って思います。むしろメインステージは混むから避けて、サブステージに出かけてみたり。前方ではなく後方で寝転んで聞いてみたり。あるいはフェスの環境そのものを楽しむ感じで、ステージ自体が副次的コンテンツになったりと。
だとすると、誰がステージで歌っているかとか、どんな曲を演奏しているかとかもうなんだっていいんです。ただ、その時の音楽と環境を自分の心と共鳴させるというか。これが、私にとってのVoicyフェス2024の楽しみ方でした。
Voicyは引き続き信頼度の高い音声メディア
最後にフェス全体を振り返ってみて率直に感じたことを書いてみたいと思います。
それは、やはりVoicyは私にとっては信頼度の高い、心の拠り所となる音声メディアだなということでした。
まだ全ての対談が聴けたわけではないのですが、どの対談を聴いていても思ったのは、Voicyパーソナリティは、リスナーへの信頼度が非常に高いなということです。
「ここに来ている人たちなら、信頼して自己開示できるな」とか、「ちょっと難しいこと、厳しいことを言ってもついてきてくれるな」と言った感覚がある。これはリスナー側にとっても安心材料につながって、だから困ったらVoicy。自分の心を取り戻したいならVoicy。となるように思うのです。
私自身この1年、大きく聴くコンテンツが変わりました。これはVoicyしかり、他のメディアしかりです。以前聞いていたパーソナリティーさんの放送に費やす時間、もっと言えばVoicyそのものに費やす時間も正直減ったと思います。
ただ、それでも私がVoicyを使い続けるのは、そしてVoicyフェスに課金し続けるのは、そこに信頼性があり、また自分自身のマインドセットを高く保つためなんだろうなと。
千変万化の時代、この先の未来でVoicyがどうなっていくのか、そして自分自身もどう変わっていくのか全く読めませんが、それでもある意味"推し活"の1つとして、これからも私はVoicyを応援していきたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おまけ
6割くらい聞いた中での話ですが、とりあえず現時点での私のおすすめコンテンツを掲載いたします。