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私の好きな本『HSPサラリーマン(春明力 クローバー出版2020年10月)』

ブログ開設に至ったきっかけ

今日は,こちらのHSP福島交流会『フレンド』のブログを作ろうと思うきっかけになった思いを書き記そうと思います。元々facebookページで『福島市・仙台市HSPのつどい』に記していたので,こちらにおよそ1年間思いを綴ってきました。しかし,実際にお会いした方の中からお聞きしていたことがありました。

「○○○○(私の名前)さんの書き込み,見れなくなってしまいました。」原因は未だに分からないんですが,facebookアカウントを持っている人にしか見ることが出来ないページでは閉鎖的なページになってしまって嫌だなという思いが強くありました。ただブログのアカウントを持ったことが無かったので,どうしても設立までにはエネルギーが必要だったんですね。

HSPサラリーマン

私がブログを開設するに至って大きな影響を受けた本がありました。それが『HSPサラリーマン(春明 力著 2020年10月クローバー出版)』でした。それまではずっとHSPのハウツー本は読んでいたのですが,似たようなことばかり書かれてあるので,どうしても腑に落ちるものがありません。知っていても予期不安には負けてしまっていたからです。そんな中偶然この本に出会いました。

青山青希

元々ダメ営業マンだった主人公達也。彼が同級生で車に轢かれて以来会うことから避けてきた友人の青希との再開から大きく影響を受ける事になりました。青希は当時の交通事故で右足を失っていました。しかしそんな彼が前向きにダンスの練習をしている。そして大会に出場するという目標を持っていることを知ることになります。そんな姿に達也は影響を受けることになります。

山田先輩

青希の存在を知っていて,もの凄く尊敬の念で接しています。彼(山田先輩)の特長は人に大変興味を持っています。人と話をする時はメモを取るというスタンスなんですね。仕事はずっと社内に残っているタイプで,とても営業タイプではありません。しかし営業成績は毎回トップを続けています。実は山田先輩の魅力は友人の青希から知らされるようになります。

Facebook

山田先輩はfacebookで関心のありそうな人にメッセージを送ったり,自身のことを掲載することで,お客様(読者)からの信頼を得ていくようになります。そこで関係の出来た人が逆に山田さんから購入したいとお願いされるようになります。このやり方を達也も学ぶようになってから,達也の方にも変化が訪れるようになります。詳しくは話せません(ネタバレ防止の為)が,最終的に達也が営業トップになるんですね。

自分に置き換えてみる

まずは青希が内的価値観で生きていること。達也が外的価値観で生きてきたこと。ここに違いがあったように思います。交通事故で右足を失い,絶望的な人生を青希も感じることにはなったのだろうが,彼はダンスの大会に出られるようにハンディを抱えているのを知った上で懸命に練習している。そんな姿に多くの人が影響を受けている。

そして,山田先輩が周囲の評価よりも自分が好きなものを追求したいという思いが勉強になりました。私にとってはこの部分が大変腑に落ちました。私も28歳で鬱を経験してからは,こういった山田先輩のような探究心が一番素直な自分のような気がしたからです。しかし外的評価というものが行動を妨げる自分がいました。

そんな山田先輩の仕事のやり方「インターネットを味方につけて仕事を進めていく」が今までの私に無い発送でとても新鮮な思いがしました。昭和時代は「足で稼げ」「頭を下げた分が給料になると思え」などと根性論を振りかざされていたのだろうと思います。HSPの私はそれが大の苦手です。

しかし,SNSというマメさが伴いそうな仕事の進め方は,私にとってはやってみたいことの部類に入りました。HSPにも色々な方がいらっしゃると思いますが,私にとっては衝撃が走りました。「これ俺にも取り入れてみよう」そんな思いにさせられたんです。今は仕事が終わってからが楽しんです。ブログを始めることが私の大きなエネルギーになったからです。

これは小説なのでハウツー本とは違っていますが,全て読んでみると「HSPにも強みがあるのかな」そんなことを感じさせてくれる本でした。私はこの手法を自分に取り入れるようにしました。「皆さまにとっての内的価値観ってなんですか?」「一度外的価値観を客観視してみてみませんか?」






▼3月13日(土)HSP福島交流会お知らせ

3月最初の交流会を13日に開催致します。思ってみると11日で東日本大震災から丸10年になるんですね。そんな思いと先月13日の福島沖地震。HSPの私達にはどのように感じられたでしょうか。今回の交流会は私の中ではそんなことを想起してしまいます。皆さまとの貴重な時間楽しみにしております。

参加申し込みは《こくちーず》から行うようにお願いします。(https://www.kokuchpro.com/event/d331577234333ec3aa285923cc2f380b/)宜しくお願いいたします。

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